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休んだ分だけ力が発揮できるとしたら?

「休むスキルを身に付けたい」

アメリカに来てから、強く感じるようになりました。

欧米人はあまり働かないイメージがあるかもしれませんが、エリートのアメリカ人はむしろめちゃくちゃ働く方が多いです。

でも、彼らがすごいのは、休む能力がとても高いこと。

振り返ってみれば、学生時代アメリカに留学していた頃、すでにその兆しが見えていました。

春休みにバケーションの定番の地プエルトリコに遊びに行ったのですが、行きの飛行機では散々盛り上がっていた同大の学生たちが、帰りの機内では、真面目にテキストを開いていたのです。

あまりの切り替えの速さにびっくりしたのを覚えています。

個人で仕事をするようになってから、仕事と日常の境がより一層曖昧になりました。
だからこそ、意識的に休息を大事にする必要性を感じます。

うまく休めるようになるために何が必要か?
少しずつそのスキルが上がってきた今、私の考えを書いてみます。

①休む=自分の状態を整えること、と認識する

休むことに罪悪感があると、休息は後回しになります。(日本人はこの傾向が強い気がします)

ですが、「休むのはしっかり力を発揮する土台作りのため」と捉えるとどうでしょうか?

留学していたデンマーク(生産性がとても高い国)では、"Invest in rest, gain in activity"とよく言われました。

寝不足の翌日は、気分も浮かず頭も冴えず、生産性がガタ落ちする感覚がありませんか?

それもそのはず、人のエネルギーは、身体・感情・思考・精神の4つに分けられ、他3つはベースにある身体エネルギーに大きく影響されるそうです。



②今ここに100%集中する癖を付ける

去年、仕事に没頭するあまり、家族との時間や余暇を心にあらずで過ごしてしまった時期がありました。

それを繰り返さないようにと、今年意識しているのが、時間の量より質にこだわることです。

なるべく長く仕事の時間を取ろうとするよりも、本当に今やるべきことを考えて極力無駄をなくし、時間の密度を上げようと鋭意努力しています。
(それでも無駄はいくらでもありますが...)

娘と遊ぶ時間には100%彼女に集中する。週末出かける時には極力仕事のメールは見ない。

働く時間は減りましたが、本当に必要なことはできているし、何より人生の満足度・充実度が大きく上がりました。


特に女性は役割が多く、エネルギー配分に迷うことが多いのではないでしょうか?

そんな時、時間の長さよりも質(今ここに100%集中する)にこだわることで、人生全体のバランスが取りやすくなるように思います。

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NYのキャリアデザインコーチ
高野えり

自分の心に従ってイキイキ働きたい
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🗽My Profile🗽

上智大学卒業後、ソニー・教育ベンチャーで人事。
6年半で約1000名のキャリア支援を行う。
外の評価を基準にする働き方・生き方に悩んだ末、
2018年にデンマークの生涯教育機関に留学。
その後、夫の転勤を機にキャリアを中断しNYへ。
「自分はどうありたいのか?」「そのために何を
活かせるか?」と向き合い続けた末、
2021年~キャリアコーチとして活動。
自分らしさを活かし、心にウソをつかず
情熱を持って働きたい女性のキャリアデザインを
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