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高尾山の新ホテル「タカオネ」に大感激。その理由5つ

●まえがき

東京都八王子市・高尾山口駅から徒歩1分、2021年7月17日にオープンしたばかりの新ホテル「タカオネ」

9月下旬、ふと思い立った私は急遽そのホテルを予約し、翌日から2泊3日で宿泊しました。

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そこでこれまでにない貴重な体験をさせてもらい、大感激。タカオネから帰宅してまだ1日しか経っていませんが、もうすでにあの場所が恋しくなっています。

それでは、私がこの宿泊施設のどんなところに強く惹かれたのか、紹介していきます。


●私がタカオネに行こうと思ったきっかけ

そもそも私がなぜ今回タカオネに行こうと思ったのかというと、
「自然が豊かな場所で、自分のプライベート空間を持ってゆっくり読書をしたい!」
という願望が沸き起こったから。

9月は、個人的に転職活動が終わって、入社日まで時間が空いていた時期。毎日読書をして過ごしていたのですが、正直家で読むのにはもう飽き飽きしていました。

そこでカフェで読もうと考えたのですが、気分的に「自然が溢れて開放感がある場所がいいなー」と思いナシに。また近所に緑が多い公園もあるのですが、スポーツやジョギングをしている人が多く、「動」の雰囲気があり、落ち着いて読めなさそうなのでNGにしました。

そんなこんなでネットで調べまくって辿り着いたのが、今回ご紹介する「タカオネ」。都内にある自宅からそう遠くなく、かつ高尾山という大自然のすぐそばにあり、部屋も借りられてゆったり本を読めそうだなと思ったので、速攻で予約してその日の翌日に向かいました。

そして、そこで一生の思い出になるかもしれない素敵な体験をさせてもらったのです。


●タカオネに感激した理由①:室内でも室外でも自然を満喫できる

緑の山々に囲まれた場所に立地するタカオネ。このホテルの魅力の1つはなんといっても、「施設の至る場所で高尾山の自然を楽しめるところ」にあると思います。

例えばお部屋。私が泊まったのは「スーペリアルーム(2段ベッド)」だったのですが、入ってまず感動したのは、窓から高尾山の美しい景色が見られたことです。

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窓は2つあって、どちらからも日中にはまぶしいほどの空の青や森の緑が、夕方には穏やかな光に包まれる山々が見えました。読書をするにはもってこいの空間。目休めに高尾山を拝められるのもよかったです。

また、1階にあるカフェ&ダイニングからも、山や駅にとまる電車など、のほほんとした風景を見ることができます。夜も真っ暗闇の中に電車内の明かりが映えていて、なんだかほっとできるような景色となっていました。

そして、個人的に一番感動したのは屋上。360度どこを見ても鮮やかな緑と大空の青が目に入る、超癒しの絶景が広がっていたんです。

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↑朝の風景

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↑夕方の風景

ここから見える景色が本当に大好きで、毎日1時間くらい、ぼーっと眺めたり本を読んだりして過ごしていました。


●タカオネに感激した理由②:ゆったり過ごせる家具・設備が揃っている

タカオネは、ゆったりのんびりとした時間を過ごしたいと思っている人にも最適なホテルだと思います。その理由の一つは、快適な家具・設備を揃えていること。

先ほど紹介した私の部屋にはイスが2つ設置されていますが、どちらも横幅が広く、かつ深々と座れるような角度がついています。背もたれに完全に体を預けられるので、読書はもちろん、うたた寝もできそうなくらい心地いいです。

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またお風呂も広々としていて使いやすい。身長約155センチの私が足を思いっきり伸ばせる程度です。肩までじっくり浸かり、山登りの疲れをとることもできます。

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さらに、屋上にはゆらゆらゆれるロッキングチェアが!こちらは大きなクッションと組み合わせて使用するのですが、これがたまらなく座り心地がいいんです。。。

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↑ロッキングチェア横

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↑ロッキングチェア正面

理由①で「毎日1時間くらい屋上にいた」と書きましたが、長時間滞在できたワケはこれ。クッションは分厚いように見えますが、ドサっと座ると背中にも頭にもフィットするので、まるでソファに座っているかのような気持ちよさを味わえます。

このチェアにもたれかかりながら眺める高尾山と青空、最高でした。もう何枚も写真をとったり、見つめたりしていました。


●タカオネに感激した理由③:食べ物が美味しい

こちらの宿泊施設にはカフェ&ダイニングが併設されていて、朝食から夕食まで、幅広いメニューを揃えています。私も何回も利用させてもらいました。

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↑朝食のサンドイッチセット

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↑夜の定食(この日は味噌かつ)

どれも素材の味が活きていていいなあ、と思ったのですが、中でも強く印象に残っているのはイタリアンプリン!今まで食べたプリンの中でも一番美味しいのでは?と思ったくらいの絶品です。

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イタリアンプリンなので通常のプリンよりかは固め。ベイクドチーズケーキの内側というか、ムースに近いような食感です。卵とチーズ(かな?)による想像以上の濃厚さに、思わずびっくりしてしまいました。

プリンはSNSで評判になっていたので試しに注文してみたのですが、本当に食べてよかったなと思いました。でもガトーショコラやベイクドチーズケーキ、フレンチトーストなども気になりました!

メニューはこちら↓


●タカオネに感激した理由④:焚き火でまったりくつろげる

タカオネについて調べている時に一番気になっていたのが、この「焚き火」というオプション。なんとどのお部屋を利用しても、焚き火用の薪1束がついてくるんです(ちなみに宿泊しなくてもできます)。

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↑中庭の焚き火スペース

私はキャンプやBBQなどをほとんどやったことがないのですが、火を見つめて穏やかに夜を過ごす焚き火にはずっと興味がありました。ただなかなか体験する機会がないので憧れのままで終わっていたのですが、ここタカオネでついに実践することができました。

薪割り機を使って薪を細かくし、そこに着火剤で火をつけて、あとは適度に薪をくべていくだけ。最初はちゃんと割れるか不安でしたが、やってみたら意外と簡単で楽しいし、ストレス解消にもなります(笑)。わからないことがあったらスタッフさんが丁寧に教えてくれるので、初心者の方でも安心です。

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↑薪割り機

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そして、めちゃくちゃに感動したのが人生で(たぶん)初めて食べたスモア!スモアというのは焼いたマシュマロをチョコレートと一緒にクラッカーで挟むおやつなのですが、タカオネでは実際にこのスモアを作ることができます。

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ちょっと焦げるくらいに焼いたマシュマロは、クラッカーでぎゅっと挟むとトロトロに!これを甘いチョコレートと一緒に食べるのがたまらないんです、、、!食感よし、甘さよしで何個でも食べられちゃいそうな美味しさでした。ああ、これを書いている今も食べたい!笑


●タカオネに感激した理由⑤:スタッフさんがフレンドリー

どんなに素晴らしい環境が揃っていても、そこで働いているスタッフさんの対応が良くないと、なんだかモヤっとしてしまいますよね。

でもタカオネのスタッフさんは気配りが素晴らしく、何に関しても、すごく丁寧に案内してくれます。そうでなければ、私はこの記事を書いていません。「タカオネの素晴らしさを広めたい!」という気持ちになっているのは、スタッフさんの対応に感謝しているからというのもあるのです。

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たとえば、初めて屋上に足を運んで、クッションが入った倉庫の前につっ立っていた時、たまたま別件で屋上を訪れていたスタッフさんが(こちらが何も言わずとも)「クッション出しますか?」と声をかけてくれて、出してくれました。

また、焚き火を申し込む時に「焚き火って初めてなんですけど…」と言うと、薪割りのやり方を実践で教えてくれたり、実際に火をつけて最初の準備をしてくれたりして、すぐに楽しめるようにセッティングしてくれました。

さらに、Twitterにタカオネを利用した感想を書いたら、ツイート1つ1つに丁寧に返事をくれました。

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このように、タカオネのスタッフさんからは、積極的にお客さんと関わろうとする姿勢を感じます。まだ出来立てのホテルだから、いいイメージをお客さんに与えられるようにとか、宣伝のためとかもあるかもしれません。しかしそれ以上に、「高尾で最高の宿泊施設を作る」という理念・熱意が、スタッフさんの親切な言動に表れているような気がしました。

今回は短い時間でしかスタッフさんと会話できませんでしたが、機会があればじっくりお話ししてみたいなー。高尾山近辺のおすすめスポットとかをお聞きしたいものです。

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↑各階の部屋案内もかわいい。部屋番号のプレートは木製です。

●さいごに

そのほかにもタカオネには、ラウンジやホールといった、PC作業ができる&くつろげるスペースが用意されています。私はほぼ利用しませんでしたが(なんせ「作業という行為&デジタルデバイスから距離を置くため」にこのホテルに行ったので)、こちらでお仕事をされているような方もちらほら見受けられました。

なので「バリバリリモートワークをしたい!」という方にも、私みたいに「大自然の中でひたすらダラダラするぞ〜」という方にも利用しやすい場所だと思います。

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↑ラウンジ


…ここからは余談。実は私、大学時代に西八王子という高尾山からほど近いところに住んでいたんですよね。でも当時は高尾山には1度しか行かず、どちらかというと渋谷、新宿、池袋、下北沢、吉祥寺、立川あたりでしょっちゅう遊んでいました。「癒し」よりも「刺激」が欲しかったのだと思います。

しかし就職して都心の近くに住み始めてからは、だんだん「癒し」を求め始め、気がつけば緑の多い公園や緑道などに出かけることが増えました。そして今回まとまった時間が取れたので、思い切ってもっと自然が溢れるところ、高尾山に宿泊してみようと思ったのです。

タカオネに泊まって高尾山を存分に満喫しながら思ったのは、「やっぱ自然がないと人間生きていけないなー!」ということ。山々の緑や空気が、都心での生活に疲れかけていた私をとても癒してくれました。加えてそこで出会った食べ物や人も、「またここに戻ってきたい!」と思わせてくれるような魅力を放っていました。

「ちょっと最近疲れてきたな、リフレッシュしたいな」、「登山以外で高尾山を楽しむ方法はないかな」と思っている方は、ぜひ高尾の新ホテル・タカオネに泊まってみてはいかがでしょうか。あなたの思い出に刻まれるような体験が、きっとできるはずです。

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↑高尾山山頂より

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