ビートルズは中学以来のお付き合いです
ビートルズは(たぶん46年前の)中学生の時にどハマりして以来のじぃじです。解散して半世紀経てるのに未だ人気の高いビートルズです。note でも #ビートルズ のハッシュタグで検索するとたくさん記事が見つかりますが、YouTuber でも超カルト的チャンネルが幾つも見つけられます。
今回ご紹介するのは Zappy Channel です。
実在 YouTuber の捕捉を続けています
この記事は年始に書いた次の記事の続編…のつもりです。
その後、ランキングリストは随時追加していて、今は次のとおり。
元々、収益化の程度を調べるために始めたランキングですが、これだけ多種多様の YouTuber を集めると、色々面白い分析ができるなぁ…と考えてます。今回のターゲットの Zappy Channel はビートルズを扱った超カルト的チャンネルで、登録者数と動画数だけを見ると見落とすのは間違いないのですが、注目すべき点は HikakinTV なみに古いチャンネルってことです。カルト的な内容を週1回の頻度でアップする…あまり収益化は狙ってなくても、10年以上続けていたら登録者数は1万人を超えるってことなんですよねぇ。もちろん動画の内容に魅力があってのことだとは思うのですが…
どんな内容の動画がアップされてる?
このチャンネル、どんな内容の動画がアップされているかというと…
こんな感じ。いやぁ、これはビートルズのファンでないと全く関心がない…っていうか全く理解できない動画のオンパレードですねぇ。と言いながら、じぃじは数ヶ月に1回はチェックしてます。だって、調査力と分析力に裏打ちされた掘り下げ方がハンパないから。「そういうことだったんだぁ…」って思わず唸っちゃいます。まぁ、ジョン・レノンの例の丸メガネですら、とんでもない額のプレミアがついちゃう、ビートルズの人気あってのことなんでしょうが…
カルトチャンネルに見出す価値とは…
この種のカルトチャンネル、動画制作・運営をやっているご本人も「楽しい」が同期でしょうし、ひょっとしたら「蘊蓄は語れても役には立たない」と思ってらっしゃるかも知れませんが…時としてアッと思わされることがあります。例えば、先日見かけた「ふらちな音楽談義」の次の動画…
ビートルズのマネージャだったブライアン・エプスタインを扱った動画なんですが、リバプールのローカル・バンドだったビートルズが成功した理由はブライアン・エプスタインが考えたレコードを軸にしたプロモーション戦略にあると主張しています。それまでのバンドは、収益の基盤を興業、すなわちライブ・パフォーマンスに置いていたのに対し、ビートルズはレコードのセールスに収益の基盤を置く画期的な戦略でアイドル的な人気を獲得したというのがその説明です。
確かに1967年の来日公演の際も「LP1枚分程度のチケット代」をマネージメントサイドから強要されたとの噂もあります。当時は1ドル360円の時代だから、この条件だとビートルズ側の収益はひょっとしたら赤字だったかも…レコードセールスに収益の基盤を置いていたからこそ、実現できた来日だったのかも知れないですねぇ。実際、ビートルズは『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』などのコンセプト・アルバムを制作するなどレコードを基盤にしたビジネスを文化レベルまで昇華したアーチストとしても知られています。
今日ではネットを使ったサブスクリプション・ビジネスの台頭によりCD(レコード)は影が薄くなってしまった感がありますが、今、もしブライアン・エプスタインが存命であれば、どんな戦略を捻り出すか…興味が尽きないところです。
が…
残念ながら「ふらちな音楽談義」さんの映像はエビデンスが足りない感じがします。このあたり調査力に秀でた Zappy さんにも同じテーマで映像を制作して欲しいなぁ…などと贅沢なことを考えているじぃじです。
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