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時間とお金と空間

先日開催されたコミュニティのイベントの内容を
今朝、聞いたのです。
その資料には、

人口増加の時代→時間軸が優位の時代
人口減少の時代→空間軸が優位の時代

出典:広井良典『人口減少社会のデザイン』

とありました。

へ〜「時間」かぁ。
確かに成長だ!拡大だ!一秒でも早く!と効率を求め<先>ばかりを考えるから「時間」なのかな…一方、地域ごとで作り上げる<今>のリアルな豊かさのことを「空間」と呼ぶのかな、などとパートナーと話し合い、、、、

その後今日の外出でなんとなく手に取ったのが
「エンデの遺言「根源からお金を問うこと」という本。
読み出すと、おや、なんだか同じようなテーマが漂ってきましたよ。



時間とお金と空間

パラパラページを手繰ると
エンデの書いた「モモ」って時間泥棒の話だなぁ、、、と思い出しました。
「灰色の男たち」は、人々から時間を奪おうとする時間泥棒で、
「時間を節約して銀行に預ければ利子が利子を生んで
人生の何十倍もの時間を持てるようになる」と言ったのだったか、、、
なんて考え始め。

時間をすべて利益に変えなければならない
なんて、もはや呪いだよね、と思い至る。

お金を預けたら利子が利子を生んで…という現在の仕組みに対して
時間を預けたら利子が利子を生んで…という物語の中での仕組み。

「お金」と「時間」は両立できない関係にあることが多いと
言われているけれど、こういう矛盾の中にこそ何かがあるのでしょう。

腐らず貯まっていく仕組みの「お金」と、どんどん進み止まらないと思われる「時間」。そこにずっとある「空間」。
わからないけど、ふわっと関係がありそうだなあ。




漫画からのヒント

と思いつつ、友人に会い色々シェア。
そこで、身内すずえ先生の「アマテラス」の話が出てきたので
記しておこうと思います。

「時間」と「空間」と「光」は密接な関係にあり
これらはすべて円空間の移動の働きによるもので
その物質はやがて発見されるものの中にありすべてが解明されます
今まで神秘と思われていたものがなんでもない宇宙の法則とわかり
人々は落ち着くことでしょう

〜「時間」はあなた方が考えるよりもっと不確かなものです

出典:「アマテラス」美内すずえ

書いていて、あ〜時間のことを人間は「確かなもの」だと思っているのか!
それは「お金」や「空間」もか、、、だから執着するのか、なんて感じてきました。

では、実は不確かだったら、私たちはどうするんだろう???
その感覚は、全て解明される未来に期待しましょう(笑)



瞑想から感じたもの

その後は、定期的に受ける友人からの瞑想のレクチャー。
今日のテーマは「魂に意識を向ける感覚」。

丹田あたりの位置に意識を集中すると
(魂の位置が丹田あたりじゃない方もいます)
ん?広い?
なんだかふわふわして眠い?
時間が消えた?
そんな感覚が。。。

確かなはずの時間が不確か
感知できているはずの空間がなぜか広くて不確か

すぐに真実だと思っているものが覆る世界でした。


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