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高い視座 広い視野

地球は人間と同じで、約70%が水分だと言われています。

まぁ、当たり前にご存じの知識だと思いますが、

私が初めてこれを知った時に、
地球がまるで大きな人間のように思えました。

毎日一生懸命働くことで、社会は動きますが、それと同じで、たくさんの細胞が働いてくれるおかげで、人間も身体を動かすことができます。

細胞はそれぞれの役割をこなしたり、生まれて死んでを繰り返しながら、大きな身体を維持し続けています。

個人主義の社会では、一人ひとりが個別に動く存在のように思えますが、

実は、地球という一つの生命の中の、人間も動植物もその細胞の1部分ではないかと思ってしまうのです。

ですので、
自分はこの世にたった1人とか、
自分だけで生きているとか考えていたら、

細胞の一つがわいわい騒いだり、嘆いているだけだと思えて、なんだかちょっと可愛らしく見えますよね。

だから、全員が身体の機能を動かすためには必要ですし、誰が欠けてもダメなのです。

もしも、自分の存在を希薄に思えても、地球という一つの生命を維持するためには、みんなが必要なのです。

自分さえ良ければいいとか、嫌いな人がいなくなったらいいのになとか、思ってしまうことがあるかもしれません。

私も嫌だなぁと思うことはよくあります。

しかし、その嫌な人がいなくなったら、一緒に自分もいなくなるのです。

なぜなら、嫌な人も私も、同じ地球を支える一つの生命だからです。

ただ、嫌な人がいるときにどうしたらいいか、悩みますよね。

そういう時に、自分の感情を閉じ込めましょうとは思いません。

その時にちょっとだけ想像力を働かせて、顕微鏡を覗くように、身体を細胞レベルまで見てみます。

そのちっこいちっこい私が、もう1人のちっこいちっこい嫌いな人に向かって、ぎゃーぎやーと喚いている姿をイメージしてみましょう。

おそらく、神仏から見られたとき、人間はそのような姿なのかなぁと思います。

なんか、可愛いですよね。

本人たちは取っ組み合いの喧嘩してたりするかもだけど、神様目線だと、微笑ましくなって、しまいます。

あとは身近にイメージしやすい感じがあるとしたら、赤ちゃん同士が喧嘩している姿を想像してみるとか。

赤ちゃんは本気ですが、大人からみたら、喧嘩しようが、怒ろうが、泣こうが全部可愛い。

あとは猫同士が全力で猫パンチし合っている姿とか。

そういう神様目線でいることによって、問題があっても、振り回されることが少なくなりそうです。

いかがでしたか。

当人同士は至って真剣な喧嘩でも、高い視座、広い視野で見るうちに、

可愛さを理解できると思います。

今日もお読みいただきありがとうございます!

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