親子ワーケーションで家族の絆が深まった話(1/2)
コロナ渦でテレワーク勤務が進む状況が後押しとなり、地方移住やワーケーション、二拠点居住などが注目を浴びるようになりました。
が、最近ではオフィス回帰が進み、毎日出社する人も少なくないとか。
業務の悩みも顔を合わせて相談すると一瞬で解決するし、雑談からアイデアが生まれる瞬間など、コロナ前まで「ふつう」だった仕事の良い面を思い出した人も多いのではないでしょうか。
ただ、リモートで仕事をすることに慣れちゃうと、毎日の電車通勤は、ちょっと大変。
そんな私も、コロナ渦をきっかけに家族で過ごす時間が増えて、ワークライフバランスや親子で過ごす時間の大事さを痛感したひとり。
仕事は通常モードに戻ったとしても、家族の時間も大事にしたい。
ということで、行ってきました、ワーケーション!
以前はじぃじと三世代ワーケーションに挑戦しましたが、今回は夫の夏休み期間を利用して、私はアポなどが入った状態で都心から非日常空間へトリップしてきました。
具体的な行程と、学びについて記します。
ワーケーションとは?
そもそも、ワーケーションってなんぞや?ということで、調べると、観光庁が以下のように定義していました。
推進しているのは、「ワーク」を管轄する経産省や厚労省ではなく、「バケーション」側の観光庁(国交省)なんですね!
私たち(家族)のワーケーションでは、とにかく、
その土地でしか体験できないことを楽しむ!(バケーション)
ちゃんと仕事もする(ワーク)
を実践したいと考えました。
個人ならまだしも、“家族で”ワーケーションは、実現可能なのか?
検証開始です。
1週間のワーケーション、前半戦開始!
1日目:手始めに、ディズニーランド
ワーケーションのスタートは、手近なところでディズニーランド。
私自身は混雑が苦手なこともあり、子どもを連れていく気にならなかったディズニーランドに、友人家族に誘われたので行ってきました!
ちょうど、イベントシーズンがずれたタイミングで、全く混雑しておらず、ラッキー。
特に5歳のお兄ちゃんは、乗り物の身長制限をちょうどクリアしていて、たくさんアトラクションを経験しました。
食わず嫌いだったディズニーランドですが、やっぱり子どもは好きですね。
混み始めてきた15時ぐらいには園を出て、明日からの「旅」に備えます。
夕ご飯は外食で済ませ夜は自宅に戻り仕事です。
ワーケーション?というか、前哨戦という感じです。
バケーション⛱:ディズニーランドで遊ぶ(主に2歳児とカフェで休憩)
ワーク🖥:21時〜23時で事務系の作業
2日目:福島県のトレーラーハウスに宿泊
そして、ここからがワーケーションの本番!
家族全員「変わった体験をしたい!」「乗り物が好き!」なのと、義実家もある福島県で、トレーラーハウスに宿泊することに。
今年、暑すぎた夏に行けなかったキャンプも経験したい!ということで、テントも積んで向かいます。
車で約3時間半で、無事到着。
道中で買ったおもちゃの飛行機やボールなどで遊び、夜はBBQをしました。
自然のなかで一泊するのが初めてで、家族で力を合わせてテントを組み立てたり、BBQの火おこしをしたり、蜂を見つけて駆除の連絡をしたり・・と、非日常の連続でした。
特に、電灯など何もない「真っ暗闇」のなか温泉まで歩いていく体験は、子どもたちの記憶に強く残ったようでした。
翌朝、クライアントとの打ち合わせがあったため、夜中に資料を準備し、就寝します。
バケーション⛱:トレーラーハウスの非日常を体験
ワーク🖥:21時〜23時で打ち合わせ準備、23時〜24時でレポート作成
3日目:打ち合わせ1件、その後サファリパークへ
朝目覚めると、そこはトレーラハウスの中でした。
子どもたちは起き抜けから元気いっぱいで、外で遊び始めます。
前日買っていた朝ごはんを食べながら、今日の予定を家族で確認します。
私は9時から打ち合わせがあるため、WiFiの繋がる管理棟へ向かいます。
その間、家族は車で山の中を散策したり、喫茶スペースでおやつを食べたりして過ごします。
打ち合わせを終え、いくつかのタスクを完了して私も合流しました。
この日は、サファリパークにいく予定にしていたため、そのまま向かいます。
こんなに近くまで来るんだ・・
子どもたちのために行きましたが、怖がったため早々に退散しました。
ランチには地元の名物を食べます。
そしてそのまま車を走らせ、夕方には義実家へ到着!
子どもたちをじぃじばぁばに預け、午前中の打ち合わせの宿題を片付けます。
バケーション⛱:サファリパーク、地元の有名店で食事など
ワーク🖥:8時〜11時で仕事(打ち合わせ含む)、17時〜18時で事務作業、20時〜21時で打ち合わせ
ここまでで、ワーケーションは前半戦終了!ここからは後半へ続きます。
前半戦の感想。「予定はすべて夫に共有必須」
在宅ワークで経験のある方も多いかと思いますが、子どもがいる中で仕事をするのはかなり難しいものです。
家にいる間は“保育園”という素晴らしい制度がありますが、家族で旅をしながら仕事をする・・となると、やはりパートナーに頼らざるを得ません。
仕事のスケジュールは、内容も含め(事前準備が必要とかいろいろ)すべて共有し、協力体制を築くことが、事前準備として必須だと思いました。
私の場合、クライアント情報や仕事の具体的な中身までは話しませんが、業務の重さや自分が任されている範囲や内容についてざっくり共有しておくことで、ある程度子守りの協力をしてもらいました。
その代わり?と言ってはなんですが、私も「バケーション」を楽しむ時間は、(夫以上に)子どもと全力で遊びました!
「この時間から仕事するね」と言っておけば、子どももある程度理解してくれるようになりました。
後編へ続く!
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