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自分との向き合い方、他人との付き合い方

 こんにちは
 由比 ゆり です
 生きるのむずかしい系女子さんに向けて
 前向きに生き抜くための知恵や工夫を発信しています


 今回は
 自分との向き合い方、他人との付き合い方 についてです

 生きるのむずかしい系さん方、人付き合い、どうですか?

 よゆーですか? らくしょーですか?
 そうでもないよ…という方もいますよね

 私の場合、保育園の4才児クラスに入った瞬間からつまずいていました(苦笑)
 ですから、コミュ障人生の大ベテランです!

 そんな私でも
 「まぁまぁこんな感じでやれば、お互いに不愉快ではないよね?」
 という落としどころを見つけることができたので
 みなさんと共有できればと思います


 さて
 私の場合ですが、なぜ人付き合いが苦手に思うかというと
 相手から自分のことをコントロールされるのが、心底苦痛だからです

 気の持ちかたや行動、話す内容など
 相手が不愉快な思いをしないように細心の注意を払い
 優しく関わろうとします

 すると、
 優しさが伝わると「ちょろいヤツ」認定、格下扱いをされ
 相手にとって不正解だと「傷つけられた!」と加害者扱いをされる

 これは相手に主導権を握られている状態です
 銃を向けられている状態です
 んで、自分の出した応えはどっちにしろ、身の破滅を招きます

 自分は周りと同じようにやっているつもりです
 相手を傷つける気なんて1ミリもありません
 ただただ、下手くそなのです
 なぜだかわからないけど
 上手くやろうとすればするほど、ドヘタをこくんです

 その結果、自分も十分に傷ついて心がへし折れますから
 心を閉ざして、偽って
 人との関わりを極力無くして
 誰も傷つかない自分にとっても周りにとっても
 平和な世界をつくりあげようとします


 それでも
 生きていると
 必ずと言っていい程に
 他人が介入してきます

 自分が好きなこと
 自分がやりたいこと
 自分のだいじなもの

 そういうものの周りには
 必ず、自分以外の人がいます

 そんな時、私は他人のために諦められない性質タチなので
 好きで、やりたくて、だいじなものに突き進むのですが
 やはり他人によってメンタルを ”こてんぱん”  にされてしまうのです

 それで無気力になって
 「何もできない人」状態で何年も過ごし
 ある時に気がついたのです

 これは 自分以外が 私の人生を コントロールしている状態だ

 自分が 自分の人生の 主導権を握るんだ

 そういうことに気が付くことができれば
 あとはもう 「やる」 だけです

 何をやればいいのかというと
 自分との向き合いです


 そもそも
 人付き合いが苦手 というよりは
 自分とのお付き合いもできているのか、すら疑わしい
 そういうところがあったのです

 なんせ
 私の場合は両親との愛着形成…言いかえると
 「おとうさん、おかあさん大好き!」
 「いつもやさしいし、私を守ってくれるね」
 みたいな関係を、築くことができずに成長したので
 自分以外の人間すべてに警戒して生きるのが標準仕様だったのです

 親の愛情を感じられない子どもにとって
 他人からの評価は心身ともに「命綱」みたいなもので
 常に緊張状態のまま、他人と接することになります
 私の緊張状態は40代の今でも健在で、脱力を練習中です


 そんな状態で
 自分と向き合うというのは
 本来の向き合い方とは異なり
 「相手にどう見られる自分になるか」が課題になります

 だから
 自分が好きなもの ではなく
 「何を好きと言えば相手に認められるだろう」とか
 自分のやりたいこと ではなく
 「何をやりたいと言えば相手が喜ぶだろう」とか
 自分のだいじなもの ではなく
 「何を大事と言えば相手が共感してくれるだろう」とか

 そんなことばかりを無意識に
 選んできたんです


 それを
 とことん自分と向き合うことで
 本当に思っていること
 本当に感じていること
 本当に望んでいること に修正していきます

 一見、矛盾しているようなことを
 同時に思ってもいいです

 その時に「軸」となるものを決めればいいのです

 「軸」とは
 人生において1番に優先するもののことです

 例えば

  •  好きなものを好きなだけ食べたいし

  •  体型を維持して好きな服を着たいし

  •  イケてる人と恋愛をしたい

 という望みがあったとして

 何を「軸」にするかによって
 あなたの行動や選択は変わってきます

 「好きなものを好きなだけ食べる」ことを軸にしたら
 それを思う存分にやりきる人生を送ると決めます
 制限なしです

 すると
 「体型を維持して好きな服を着る」という望みに
 どうしても負荷がかかってくるので
 そこは消費カロリーを増やすための行動、選択をします

 さらに
 「イケてる人と恋愛をしたい」という望みに何かしらの影響が出た時
 相手のご機嫌を取るために「軸」をブレさせません
 1番の優先事項を、自分が守ります

 そういう、「自分が何を本当に望んでいるのか」について
 本気で考えることが
 自分と向き合うことの第一歩として
 小さいけれど確実に前進を感じられる行動です

 そして
 その「軸」を自分が守ることによって
 自分の1番の優先したいことを、自分が優先させてあげることによって
 だんだんと自分のことが好きになっていきます

 好きになった自分が、さらに自分のことを優先してくれると
 だんだん自分を信頼できるようになってきます
 自分に対して「この人に頼れば安心だ」と思えるようになってきます


 

 もっと簡単なことでも自分との信頼関係は築くことができます
 夜中、トイレに行きたくて目が覚めました
 今までは「めんどうくさい」と、ギリギリまで自分を放っておいたのを
 「おっけー」とすぐにトイレへ行ってあげる
 ベッドに戻ってきたら、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える

 聞いただけではバカバカしく聞こえるかもしれませんが
 これが本当に涙が出るほど、癒しになるんです
 自分の望みを自分が叶えてあげて、それに対して感謝をし、感謝される

 今まで放ってきた方の自分は、他人のことばっかり考えて
 自分のことなんか見てあげる余裕なんかありませんでした

 放ったらかしにされていた方の自分は、ずっと孤独で
 悲しい思いをしていました


 その自分を向き合わせて
 自分で自分を信頼できるようにしてあげます

 するとどんな変化が起こるかというと
 もう自分には「軸」があって
 「信頼できる自分」という存在もいます
 他人に命綱になってもらう必要もありません!
 だから、他人の顔色をうかがうことなく
 人付き合いをすることができるようになるんです

 でも
 毎日忙しく、不器用にも一生懸命に暮らしていると
 なかなか「自分との向き合いの時間」なんて取れないかと思います
 目の前の心配や不安をどう解決するか
 そのことで頭がいっぱいいっぱいですよね
 そのことについてはこちらの記事を参考にしてください

 

 自分を信頼できるようになると
 心にゆとりができたおかげか
 他人のことも健全に信じることができるようになります
 もっと言えば、どう思われてもどうってことなくなります
 それが自分と向き合い、信頼関係を築く1番の効果です


 自分の1番の味方になってあげましょう
 生きるのむずかしいのに、こんなに頑張ってるんだから
 自分が1番かわいい存在です

 自分以外の存在を大切にしたければ
 まず、自分の土台をしっかりさせて、それからです


 では、今日はここまで




 あなたが気がつきさえすれば
 あなたは真に美しい
       _____由比 ゆり

自分の経験をもとに、後進の存在に向けての活動をしています。応援してくださる方、サポートをお願いいたします。