31年かけてたどり着いた”美しさ”の答え(仮)
お疲れ様です。エポナです。
少し前に出した記事の中で、コロナ療養中になぜか美肌になったというお話をしました。ちょうど8月のお盆の頃ですね。それからはや2ヶ月弱が過ぎ、少しずつ元のお疲れ肌に戻りつつありますが…それでも少しでも維持したくて丁寧にクレンジングすることなどを心がけています。
今回は私が考える美しさについて書いてみようと思います。
最近あるフランス人モデルの方のYouTubeをよくみています。こちらにリンクを貼っておきますね。
クララさんはフランスやイギリス、日本などで約10年間モデルのお仕事をされてきました。日本語もお上手です。とても美しいお顔立ち、スタイル、お肌、髪の毛で憧れしかないのですが、何より美しいと感じたのが考え方。エフォートレス(effortless)な生き方を提唱されています。つまり無理せず楽に生きるということです。
食事管理も頑張りすぎず、80%ヘルシーなもの(野菜や果物、穀物、良質な脂質)などを食べて、20%はジャンクフードでもスイーツでも好きなものを食べる。体重は測らない。スキンケアを丁寧にしてメイクは頑張らない。”自分の恋人は自分”ともおっしゃっています。
何度もお伝えしていますが、私は高校生の頃に体重を減らすことに頭を支配され、骨と皮になるまで痩せました。母親が作ってくれたお弁当は駅に捨てて、0カロリーゼリーだけを食べて予備校に通っていました。生理も3年間ほぼ止まっていましたね。完全な拒食症でした。
成人になってからはそこまでストイックな体重管理はしなくなりましたが、私が何か美容に興味を持つときは決まってお目当ての男性のためでした。好きな人に振り向いてもらいたい、彼氏に捨てられたくない。そんな思いが強い時だけスキンケアやメイクやファッションに力を入れていました。急にトマトジュースを飲み始めたり、アボガドを毎日食べたり笑。
でもよくよく考えたらそれって不自然ですよね。
だって他人軸で自分の美しさを評価している、ってことだもの。
それではいつまで経っても苦しい訳です。ありのままの自分じゃなくて、着飾って背伸びした自分じゃないと愛してもらえない。健全な関係ではないですよね。
ここで出てくるのが”ありのままの自分を愛する”という耳にタコができるくらい聞いた言葉。いわゆる自己肯定感というやつですか。いろんな自己啓発本を読んだけど全然できなくて、自己肯定感という言葉にアレルギー反応が出そうなくらい苦手意識がありました。
だってシンプルに自分が嫌いなんだもん。
まず見た目が好きになれない。
卑屈な性格も内気で打たれ弱いところも、
鈍臭いところも根暗で友達がいないところも
嫌いなものは嫌い。
こんな感じで負のスパイラルにハマり、ブスで嫌いな自分をケアをしてもお金や時間の無駄と思い込んでいました。30を過ぎてからはマッチングアプリにも疲れて全て削除。見た目には最低限しか手をかけてきませんでした。野菜や魚なんてほぼ食べない日々です。
でもコロナになったことをきっかけに、異性の気配は全くないのに美容に興味を持ち始めました。褒めてくれる人もいませんが、とりあえず自分が少しでもご機嫌でいられるようにしようと思ったんです。
たとえばスキンケアをちょっと丁寧にすると化粧ノリが良くなるし、評判の良いヘアミルクに変えたら髪の指通りが良くなります。以前の私なら「だから何?誰もお前のこと見てないじゃん」となるところが、最近の私は「ちょっと気持ちが上がるじゃん。それでOK♪」という感じです。
カット野菜でも良いからなるべく野菜を食べる、タンパク質を意識して取ってみる。体が喜びそうなことをしてあげる。体が元気だと嫌なことに立ち向かうパワーが出る気がしています。しなやかになって折れにくくなるっていうイメージでしょうか。なかなか前向きにはなれないですけどね。
他人に理解されなくても嫌われても、みんなに責められて孤立無縁になっても、最悪自分には自分がいる。「なんかお前らしいな」って言ってくれる自分がいる。一人で泣いた日も隠したい事実も全部知っていますよね。自分だけは。
だから自分が好きとか嫌いとかじゃなくて、知ってあげれば良いんだと思います。毎日何を思ってるかとか、最近密かに頑張ってることとか。それこそ恋人のように「あなたにしてはよくやってるよ」「もうあんな思いしたくないもんね」とたまーに声をかけてあげればそれで花丸だと思います。
美しくなるってそういうことかもしれないぞ…!!
31年間もがき続けて、今はこんなところに辿り着きました。これからどこへ行くのやら〜。
感じたことを表現できる場所があることに感謝しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。