第2章「10ヵ月を一生の思い出に。」マタニティフォトスタジオBelly Coutureに込めた想い
家族が増える瞬間、この10か月はそれぞれの人生、そして家族史においてもかけがえのない瞬間です。
だからこそ、妊婦さんにとってしんどい苦痛な思い出ではなく、楽しい記憶として残るような時間を切り取りたいと思いました。
私たちがBelly Coutureに込めた想いには大きく2つあります。
1.体験としての価値を感じてほしい
①マタニティペイントという体験
マタニティペイントは一般的に妊娠7ヵ月から9ヶ月の間に、お腹に施すことのできるボディペイントです。
安産祈願のお守りとして始められたといいます。
しかし普通に生きてたら、ボディペイントすらしたことがないのが一般的ではないでしょうか。
実は、肌に直接色やパーツを載せて可愛くさせるって、めちゃくちゃテンション上がるんですよ(笑)
その高揚感は例えるなら、とびっきり可愛いネイルをしてもらったときの感覚に似ています。
ネイルは日常的にできますが、ボディペイントはそうそうする機会がないので、もっともっとテンション上がります。
そんな、めったにすることのないボディペイントだからこそ、妊娠期という特別な時期に体験してみてほしいんです。
そして、「せっかくペイントするなら、さらに高揚感を高めてくれるデザインが良い」と思い、ジュエリーみたいなマタニティペイントをつくりました。
このサービスを始めたきっかけでもお話ししたように、既存のマタニティペイントのデザインには、自分たちがやりたいと思えるものが少なかったからです。
ジュエリーを身に付けた時のあの高揚感と、ボディペイントをするときの高揚感を掛け合わせたら、とてもワクワクした体験になるのではないか、と思い立ちました。
私たちのマタニティペイントは、絵の具ではなくエアブラシという道具や、ラメやストーンをふんだんに使いジュエリー感を表現しています。
英語でお腹は”belly”
フランス語で「仕立て」「縫飾」の意味がある”couture”
「オートクチュール」という言葉は高級な仕立て服のことを指します。
この”couture”という響きがとても気に入ったので、少し飛躍させて”お腹に高級感のあるきれいな装飾を施す”という意味を込めて”Belly Couture”と名付けました。
Belly Coutureにしかできないワクワクした体験を用意しています。
②誰かにヘアメイクをしてもらうという機会
妊娠した友人や、その他の妊娠を経験した女性の多くから、「妊娠後期になると引きこもりがちになってファッションやヘアメイクを楽しむ機会が少なくなる」という話を聞きました。
だからこそ、せっかく撮るならペイントとプラスでヘアメイクもフルですることで気分を上げてもらいたい、という想いがありました。
ヘアメイクで女性の美しさを引き出し、一番キラキラしている瞬間を残したいと思いました。
それに、考えてみたら他人にメイクとヘアセットをしっかりしてもらう機会って、そうそうなくないですか?…
数えてみると、七五三、成人式、卒業式、結婚式など自分が主役できれいにしてもらう機会はおそらく5,6回くらい。
だったらマタニティフォトの機会を、自分じゃないみたいに可愛くなれる1回に入れるのもありなんじゃないかと思ったのです。
妊娠中の色々なことを乗り越えた、
”ご褒美のフォト”
として。
ペイントとヘアメイク、両方の体験としての価値を存分に感じてワクワクしてもらいたいと願います。
2.みんなで”記念の時間”をつくりたい
マタニティフォトの主役は、もちろん妊婦さんです。
ですが、「妊婦さん1人だけではなく、みんなで”記念の時間”を過ごしてほしい」それが2つ目の想いです。
とびきり美しくなった妊婦さんを囲み、みんなで楽しめる場所にしたいと考えます。
新しい命が誕生する直前の時間はそう何度もあるわけではないからこそ、みんなで味わえる方が絶対に楽しい記憶として残ると思うのです。
新しい命を抱え、ここまで守ってきてくれた妊婦さんに敬意と感謝の気持ちを込めて、みんなで過ごす”記念の時間”をつくりたいと思いました。
なので撮影シーンは、家族で撮ることを想定し,、様々なシーンを選択肢を用意しています。
そして”記念の時間”を過ごしているのは、私たちスタッフも同じです。
これまで撮影させていただいた妊婦さんとの時間は、私たちスタッフにとってもかけがえのない時間だったからです。
責任感と愛をもって、特別な10ヵ月の1ページに関わらせていただければと思います。
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以上の2つの想いを胸に、
これからもマタニティペイントのできるフォトスタジオBelly Coutureをより多くの方に届けられるよう努めていきます。
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