マガジンのカバー画像

てんかんと仕事

48
運営しているクリエイター

2024年6月の記事一覧

障害者雇用 有意義なお昼休み

障害者雇用 有意義なお昼休み

毎日12時〜13時が職場のお昼休み。

私はこの時間をとっても大事にしていて、自分のやりたいように過ごしている。

まずはお昼休みが始まる1分前にチャイムが建物内に響き渡る。

そうするとパソコン右下の時計をチラチラと見て、12:00になったら速やかにお弁当をつかみ、電子レンジが2台置かれている給湯室に一目散にむかう。

だいたいこの時間にチンしに来るメンバーは決まっていて、いつしか顔馴染みになる

もっとみる
障害者にもいろんな考えがある

障害者にもいろんな考えがある

今の職場の同じフロアに、車椅子の方が働いていらっしゃる。

部署が違うのもあってすれ違う際に挨拶をする程度で、これまで話すことはなかったが、こないだフロアに入るドアを私が開ける機会があった。

そこで少し話すことができて、私が「車椅子、モーター製なんですね」と話しかけると、その方は「腕の力が弱いので、モーターなしだと動かせないんです」と真っ直ぐこちらを見てサラッとおっしゃる。

ああこの方は包み隠

もっとみる
障害者雇用 議論の会という名の飲み会

障害者雇用 議論の会という名の飲み会

私の配属された課(部署)は、部全体の運営を担う部門である。
(規模は部>課である。)

他の課にスペシャリストたちが集まって専門的な技術力を発揮するのに対し、こちらの課に集まるのはどちらかというとジェネラリストである。
総務部寄りと言ってもいいかもしれない。

だからなのか、私の所属する部署は他部署や外部の窓口にもなっていて、人の交流が活発な課である。

そんな特徴があるので、必然的にこうなってし

もっとみる
障害者雇用 出張

障害者雇用 出張

私はてんかん患者で、今の会社に障害者雇用で採用されて、はや3ヶ月が経つ。

障害者なのだけど、事務よりもどちらかというと社員教育の企画が割り振られていて、多くの社員と一緒に教育プロジェクトに関わる機会がある。

まだまだ未熟なヒヨコで覚えることに精一杯なのだが、ちょっとずつやりがいを感じ始めてきた。

そんな中でいただいたのが、出張のお声掛けである。

*****

行き先は新幹線で数時間離れた場

もっとみる