paradise p1

好奇の終わりでは希望も無力だった。
労働の置換も思想の暴走も人型で、詭弁家を罵る声はいつも希望にかき消された。
生を思う度に今が来て、認知の競争に暮れ、明日に託せる今も無い。
体の無い理性は能動を蝕んだ。
心はいつしかヒトを求めた。
それらの距離は、形に見えた。
間は世界を世界たらしめた。

格無き世界へ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?