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oohama
2024年1月24日 09:19
大河ドラマの「光る君へ」が話題になっていて、じゃ、源氏物語を読むんだったら、与謝野晶子版か谷崎潤一郎かという話題になってしまっていた。私にはどちらも難しく挫折してしまっていたのだった。もう、昭和の文章でさえ、現代訳が必要なほど私たちはへだたってしまった。彼らは江戸文学の素養があり、それが理解出来ないと読み込めない。私は大学で樋口一葉を現代訳して勉強した。そのあたりのことは皆ほとんど知ら
2023年11月20日 18:37
大塚ひかりさんはかつて源氏物語の現代訳をされたらしい。この本、嫉妬と階級の「源氏物語」は源氏物語の理解を求めることからはじまった歴史研究を踏まえての集大成だと思う。源氏物語は豊かさと権力を求めた人たちがどう変化していくかを描いた物語だと思う。大塚さんが書いている通り、源氏は、義理の母と密通することにより、息子を天皇にまでした皇子、光源氏が妻に密通される若菜の巻まではさほど面白くない。たぶん、
2020年8月26日 09:59
かねてから、読みたかった角田光代の新訳「源氏物語」下巻を手に入れ、宇治十帖を読んだ。学生時代の論文を書いたので、元本を古本屋で手に入れ、持ちつづけている。ちなみに、論文のテーマは宇治十帖は紫式部が作者かどうかだった。 前半の源氏の死後の話が拙いのと、急にリアルな男女の話になったから、諸説あるのだ。今は紫式部作だと確信してる。読者の読みたい話でなくて、彼女が書きたかった話だったんだと思うか
2019年6月26日 19:21
高校時代感じた疑問から、今まで道しるべにしてきた源氏物語への思いです。ずいぶんと救われたと感謝しています。 結構な長文になってしまいましたが、物語とは何かを考えると現代にも通づると思います。どこかで会った人々が描かれ、千年前も人間って変わらないって感じます。で、8回にわたって書いています。