ギャンブル等依存症(家族の心構え)
こんにちは。
少し時間を空けてしまいましたがいかがお過ごしでしょうか?
私は文章が全く思いつかない日々を過ごしておりました。
堅苦しくならないように文を書くのは中々難しいと痛感する今日この頃です。
今日はギャンブル等依存症についてというより、その家族の心構えに焦点を当ててお話ししたいと思います。
ギャンブル依存症の方を家族にもつと、どうしようもない大きな困難のように感じていることでしょう。
家族全体の問題と捉え、適切な対策とサポートが必要です。
以下では、家族が依存症の患者を支えるための具体的な行動や考え方について説明します。
1,依存症の心構え
まず、ギャンブル依存症が「意思の弱さ」ではなく、医学的・心理的な病気であることを理解することが重要です。
2,冷静さを持ち、共感的な態度が必要
長期依存症の患者をサポートする際、家族としては感情的になることが多いかもしれません。
患者を否定せず受け止め、怒りを極力納め、理解しようとする姿勢が回復の助けになります。
3,正しいサポートを提供する
家族としてできるサポートとして早期の病院受診が有用です。
病気ととらえることができずイライラするよりは、これは病気なんだと思い行動を起こすのが一番の近道となります。
病院では家族のサポートの仕方も教えて下さるので対応にアレコレ悩むよりは相談に行きましょう。
4,ギャンブルを助長しない環境を作る
家族ができる重要なことは、ギャンブルを助長させるような環境を作らないように気を付けることです。
家族全員で健全な娯楽や趣味を見つけることで、ギャンブル以外の楽しみを見つけましょう。
共通の活動を行い、本人との絆が深まることが回復の助けになります。
5,自分自身のケアも忘れない
ギャンブル等依存症の患者を支える家族は、しばしば自分の精神状態を二の次にしてしまいがちです。
カウンセリングや家族向けのサポートグループに参加し、自分の感情を共有する場を持つことが有効です。
家族としての負担を軽減するためにも、自分自身自分の精神的・肉体的な健康を大切にしましょう。
6,小さな進歩を喜ぶ
依存症の治療は、一朝一夕で効果が出るものではありません。
家族としては、小さな進歩や前向きな変化をすぐに共に喜ぶことが大切です。
肯定的なフィードバックは、患者にとって大きな自信につながります。
子育てにも通ずるスモールステップが大切です。
7,経済的な管理を考える
ギャンブル等依存症の影響で、家族全体の経済状況が悪化することはよくあります。
家計を見直し、適切な予算管理を行う必要があります。
重要なのは、患者が再びギャンブルに手を出すことができないような仕組みを作ることです。
8,長期的な視点を持つ
依存症の克服は、短期的な解決ではなく、長期的なプロセスの積み重ねです。
回復には時間のかかることを考え、焦らずに向き合うことが求められます。
家族としては、長い目で見つつ患者をサポートしてください。
根気強く支え続ける覚悟が必要です。
まとめ
依存症の患者を持つ家族が行う最も重要なことは、患者を一人にしないことです。
本人の生活を守りながら専門的なサポートを活用することで、家族全体の健康と幸福を守ることができます。
そして、家族自身のケアを怠らず、小さな成功を共に喜び、長期的な視点を持ち支えていくことが、患者の回復への心の道となります。