燕禅

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気が向いたら何かを書きます。よろしくお願いします。※記事中の文章や画像の転載・複製等は許可していません。ご了承ください。(翻訳の際は、公開前に連絡があればできる限り協力します! 無断で翻訳版を投稿するのはご遠慮ください。)

マガジン

  • 好きなことを語るシリーズ

    好きになったものを語っているタイプの記事です。

最近の記事

とある高校生のメモ

201X年 ◼️月◼️日 化学の新研究を昨日買ったので、分子量のところを読んでいたら、ふと昔のことを思い出した。 幼稚園の帰り道、父親に「えんぴつを使うと芯の先が丸くなっていくのはなぜか?」みたいなことを尋ねたことがあるのだが、父親は「パパがこっそり食べてるからだよ」と答え、私は長らくそれが真実だと思っていたのだ。 今思えばあんなのでたらめで、鉛筆を使うと黒いところが短くなるのは、黒鉛の粒子が紙にうつるからだ。しかし、父親が深夜こっそりと子どもの筆箱を開き、鉛筆の芯の先をサト

    • 2021.夏-2022.夏はピアノにチャレンジしました

      毎年、何かの上達にチャレンジするのが自分の中での定番になりつつあります。 2021年夏-2022年夏の期間は、ピアノの練習に励んでいました。結果として、いつか自分で弾けるようになりたいと思っていた「亡き王女のためのパヴァーヌ」を無事に(?)アップロードすることができました。 今回の記事では、区切りとして約1年間の練習内容を振り返っていこうと思います。(方法としては隙あらばとにかく練習を積み重ねていくことに尽きるのですが、具体的に何を意識してどういう練習をしてきたのかを記録に

      • 落語漫画「あかね噺」を読んで実際の寄席に行ってみた話

        はじめに 私は長らく週刊少年ジャンプを読んでいて、これまでたくさんの作品の始まりと終わりを見届けてきた。私の青春はジャンプとともにあったと言っても過言ではない。 それでもって、今回のトピックとなるのは「あかね噺」という落語の漫画。今年2月に始まったジャンプの連載作品だ。 あらすじをざっくり説明すると、朱音さんという女の子が、落語家のトップ階級である真打を目指す物語である。 私はこの作品がなんとなく好きで応援している。なぜ好きなのかという理由はいくらでも後付けできるのだ

        • 『おくのほそ道』 松尾芭蕉のすごさを語りたい【読書ログ】

          はじめに『おくのほそ道』は、江戸時代に、俳句の巨匠である松尾芭蕉が みちのく(東北地方)での旅を記した紀行文です。 作中に出てくる「五月雨を あつめて早し 最上川」や「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」といった俳句の名高さは言うまでもありません。 私も学校の授業で『おくのほそ道』の一部を学びました。しかし、当時の認識としては「たまたま教科書に載っている有名な"古典作品"を受動喫煙している」といった具合でした。そのため、『おくのほそ道』そのものの奥ゆかしさや、松尾芭蕉が具体的に

        とある高校生のメモ

        • 2021.夏-2022.夏はピアノにチャレンジしました

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        記事

          買ってよかったもの2021

          昨年度までは生存できればそれでいいという限界生活をしていたのですが、今年度からQOLのためにお金を遣うようになりました。 現在は人並みに文化的な生活に至れている実感があるので、今回はQOL向上に役立った、いい具合のグッズをまとめていこうと思います。 こういう記事はいくつあってもいい。 キッチン周り編①浄水ポット 水道水は美味しくないし、2Lのペットボトルを買って家まで運ぶのは大変だし、ペットボトルを廃棄するのもめんどくさい、ウォーターサーバはスペース的に厳しい、となる

          買ってよかったもの2021

          【メモ】読書を習慣にしたい人にオススメがあるとすれば……

          ただのメモ。 先日、とある人から「読書を習慣にしたいので本を薦めてほしい」という話がありました。 それで、こんなぽんこつの意見でよければ……ということで、僭越ながら最初に読んでほしい本として以下の本を渡しました。 たぶん、中学生以上の「読書を習慣にしたい人」であれば誰に対しても同じ本を回答する気がしたので、ここに自分のオススメをしれっと残しておこうと思った次第です。 ①『華氏451度』 レイ・ブラッドベリ ②『読書について』 ショーペンハウアー ざっくり言うと、

          【メモ】読書を習慣にしたい人にオススメがあるとすれば……

          独学についての走り書き

          はじめに私にとって7月~11月というのは,本業の傍らで何かを独学する時期となっています.これは一種の趣味のようなもので,気づけば今年で7年目になります. そしておのずと,この記事を書いている6月末は,自分の深層意識を掘り当てて,自分は真に何がしたいのかと計画を練り始める時期になるものです. さて,現在せっかく独学のスタート地点に立っているわけですから,今回の記事では私が今までの失敗・成功で得た独学に関する月並みなあれこれを雑に振り返り,インターネットの海に放流してみたいと

          独学についての走り書き

          【イラスト】2020年12月の振り返り/2021年1月の練習計画

          こんにちは,燕禅です. 初めましての方に軽く自己紹介をしますと,普段は大学院生(今は修士2年生)をしたり神社で御朱印を書いたりしています. ここ半年くらいはイラストを描くのがとても楽しいので色々と勉強しています. 今回のテーマは: ① 2020年12月のイラスト練習振り返り ② 2021年1月のイラスト練習計画 ③ 前回の記事についての所感 ④ 私の練習の心構え の4本立てでお送りします. 個人的メモも兼ねていますが,同じくイラストを練習をする方にとって「日本のどこかで

          【イラスト】2020年12月の振り返り/2021年1月の練習計画

          【練習内容公開】イラストを100日練習しました

          はじめにイラストの練習を始めてトータル100日を突破しました.一旦立ち止まって初日のイラストと今のイラストを比べてみると,見違えるほど上達できたかなと思っています. そこで今回はこの記事で,私が100日でどんな練習を行い,どんな変化を遂げていったかを振り返ってみようと思います. (追記: 60日目と70日目のイラストの削除について。着物や扇子などの模様は、自分の手元や実家にある実物の写真・インターネットの写真などを複数参考にして、いずれのデザインとも同一にならないよう描写し

          【練習内容公開】イラストを100日練習しました