燕游舎・スワロー亭

本や各種印刷物などの企画・編集・執筆・デザインをはじめ、いろいろ制作をおこなう燕游舎(えんゆうしゃ)と、燕游舎が運営する古本屋スワロー亭のnoteです。

燕游舎・スワロー亭

本や各種印刷物などの企画・編集・執筆・デザインをはじめ、いろいろ制作をおこなう燕游舎(えんゆうしゃ)と、燕游舎が運営する古本屋スワロー亭のnoteです。

    最近の記事

    2022.11.26 音の津々

    思いがけず2022年後半、店は催事の多い状況。 8月8日、加藤シモンさんとOkikaさん、スワロー亭奥田のコラボによる「はてしなきひょうたんがワープする夜」。 9月3日、葛目絢一さん、和田史子さんをお招きしてのホーメイライブ&ワークショップ。 9月19日、「やっぱりカレーだねフェス」に絡めたSui Nacazimaさん、鈴木彩華さんとの「なんちゃってインド音楽」。 10月22日、青空亭のお二人(チャンキー松本さん、いぬんこさん)と、急遽のご出演をおねがいした西本さゆり

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      ドクショノキロクその4『共有地をつくる わたしの「実践私有批判」』平川克美(ミシマ社)

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      ドクショノキロクその3『海をあげる』上間陽子(筑摩書房)

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      ドクショノキロクその2『共鳴力』宮嶋望(地湧社)

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      ドクショノキロクその1『思いがけず利他』中島岳志(ミシマ社)

      スワロー亭のこと(24)土禁の古本屋

      土禁の店といったらどんなところだろうか。 飲食店には入口で全員が靴を脱ぐことになっている店も少なからずある。馴染みの薄い土地で、旅先で、「どこかでご飯を食べようか」という話になって、当てもなく歩いた道沿いにちょっといい感じの店を見つけて「行ってみようか」と扉をくぐった瞬間、靴箱が並んでいるとちょっと「うっ」となる。そんな日に限ってレースアップブーツなどを履いていたりして「しまった」と思う。数人で連れ立っていたら「自分は時間がかかるから、どうぞお先に上がってください」というこ

      スワロー亭のこと(23)いろいろつくる

      燕游舎およびスワロー亭をやっている奥田と中島はそれぞれ、店の運営以外のところでやっていることがある。奥田は学生・会社員時代から音楽活動をしており、ライブなども多数経験している。30年くらい前から瓢箪を種から栽培して実を収穫し、それを楽器にして演奏するという活動も続けている。石でハンコを彫ることもある。中島は取材・執筆や本などの編集をやっている。絵も描くし消しゴムハンコも彫る。機械には弱いが写真も好んで撮るし木彫りや縫い物もやる。スワロー亭の看板や店内表示、会計用のトレーは中島

      スワロー亭のこと(22)本屋増殖

      すでに述べたと思うが、2015年にスワロー亭を開店したとき、小布施町内にはほかに本屋がなかった。本を売っている店はあったが、飲食店の一角に書籍コーナーがあるなどのスタイルであり、本をメインにあきなう店ではなかった。古本屋とはいえスワロー亭は小布施で唯一の、広義における本屋となった。 2015年以前はどうだったのか。 小布施にもかつて本屋があった。 中島の記憶にあるかぎりでは長野電鉄小布施駅前にあった平安堂が、当時としては町内唯一の本屋だった。 平安堂といえば長野県内で

      スワロー亭のこと(21)古本、新本

      スワロー亭は古本屋として始まった。 扱う商品は古本がメイン。 それ以外に開店当初から扱っているのは、快晴堂の洋服。こちらは古着ではなく、すべて新品。開店前に、快晴堂の社長とのあいだで取引の相談がまとまって、見繕いによる商品を受け取っていた。だから開店と同時に快晴堂の洋服は店頭に並んでいた。 もうひとつ、当初から取扱アイテムだったのは、小布施町内の出版社である文屋の本。奥田はデザインで、中島は執筆・編集で文屋の本の制作に携わってきた経緯があり、その流れで置かせていただくよ

      スワロー亭のこと(20)店舗増床

      時間が前後するが、2018年10月に店主の奥田が還暦を迎えた。 奥田は割合と自分の誕生日になにかをやろうとするほうだ。スワロー亭を初めて開店したのも奥田の誕生日だった。2015年のこと。 日ごろ1対1で暮らしていると、意見が割れたり価値観が違ったりしても1対1、50%と50%、半々だ。比率で半分もの人(実質は「1人」だとしても)が自分と違う考えをもっている、となると自分の考えがどこか間違っているのだろうかとわが身をかえりみてしまう。奥田が自分の誕生日にことよせてなにかをし

      スワロー亭のこと(19)書棚づくり

      2017、18年と2年間にわたり続けてきたマンスリーライブに、ひとまずの区切りをつけた。2019年は積極的にイベントを仕掛けることをせず、古本屋(一部新刊も扱っているので本屋といってもよいが、ハッキリとはいいきれないので、ざっくりと古本屋と呼ぶ)としてのこの場所に腰を据えて向き合うことになった。 本屋、古本屋の個性がどこに表れるかといえば、店舗の外観や内装もあるが、なによりも棚づくりだろう。どんな本を扱うか、それらをどう並べるか、そこに店の人間の趣味嗜好が映る。 2019

      スワロー亭のこと(18)「御一緒」の一年

      2018年、毎回異なるゲストを迎えてのマンスリーコラボライブ「御一緒」は、その後も順調に展開していった。 2月18日 カネタタキ 3月28日 能天気 4月29日 ラブユーひょうたん1(真子、2=7月26日、3=10月13日) 5月28日 kdrkwmrkj(川村浩司)  6月28日 桃山? 7月29日 Ett 8月7日 燈音楽会(やぶくみこ、いわじゅん、ヒロシマン) 9月22日 エンリコ・ベルテッリ(9月23日=律動1001秒@満龍寺) 10月18日 DYSTOPIA(DJ

      スワロー亭のこと(17)コラボライブ始まる

      「自家製瓢箪楽器博覧会」と題して2017年に展開したマンスリーライブは、いくつかの面でおもしろい試みだった。奥田はやはり音楽ライブをやることが好きなようなので、提案そのものもよかったと思う。 店舗空間の可能性を追求したり、スワロー亭が小規模ながらイベントをやることができる場所なのだということを周囲に知ってもらったりする機会ともなった。 それまではライブやイベントを主催するとしても、どこかに場所を借りて賃料を支払い、入場料で回収しなければならなかった。どうしても動員が気にな