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ゆるく語る映画の感想シリーズvol.2「市子」

2023年12月はこれまでの過ごし方と少し変えて、年末にどっさり休みを取ってみた。

約2週間くらい休みを取ったものの、年末ということもあり家の片付けを中心にやっていたら映画を観に行ける日が1日しか取れなかった。

さて、なにを観ようかな。とタイムスケジュールも考えながら眺めていると気になる映画のタイトルを見つけた。

「市子」

ホラー映画かなと思ったけど、ポチッとクリックしてみたら「杉咲花」が映り、やっぱりホラー映画か?と思ったw

とはいえ、杉咲花の表情が何かを訴えるような印象を受け、恐る恐る予告映像を観てみる。

あ、そういう感じ。
ダークな雰囲気もありつつ「市子」という一人の女声を紐解くヒューマンドラマ。
自分の好みにどストライクな雰囲気が漂っている。

ストーリーについて(ネタバレちょいあり)

主人公に気持ちを重ねて、「市子」の正体を探っていくストーリー。

結論から言うと「市子」という存在がどういうものかが徐々に明らかになっていく話だったが、その過程に色々と抜けているところがあるのではっきり言えば、視聴者には優しくない。
気になる人はパンフレットにて補完されているので、答え合わせ的に確認すると納得感がある。

写真の右下にある日時を元に過去と現実を行ったり来たりしながら進んでいくので、都度頭を働かせながら観る必要がある。
そこについていけなくなるとある意味、終了。
あとは野となれ山となれとなってしまうので、これから観る方は要注意。

で、肝心のオチなんですが、個人的には賛否両論になるであろう終わり方。
90年代のアメリカ映画のような「これからも彼らの物語は進む…。」みたいな感じで視聴者ごとに感想も変わるのだろう。
という意味では感想を話し合うのも楽しめると思うので、ぜひ誰かと観に行くのをおすすめしたい。

個人的には「市子」はこれからも変わらずに生きていくんだろうなという感想です。
もし視聴済みの方は感想をよかったらコメントください。

見どころについて!

これは間違いなく、

杉咲花の演技!!!

これです、いやーまじですごかった。
一つひとつの行動、所作、言い方などなど、「市子」ってこういう女性だよっていうのが表現されていて。
素人目にも惹かれるものがあり、予告映像だけでもその凄さが伝わってくる。

元々、好きな女優さんではあったが、更に好きになった!
その流れで「湯を沸かすほどの熱い愛」も観てしまった。
※Netflixで観れます。

日本アカデミー賞の優秀賞も発表されたが、主演女優賞に選ばれているのも納得、ぜひ最優秀主演女優賞を取ってほしい!!というか取るはず!
いや、取る!!言い切るw!!

というか、「市子」自体も好きになってしまった。
多分、他の人が演じたら嫌いだったかもしれない。

難しい役どころを演じきった彼女のこれからが楽しみだし、間違いなくキャリアとして強く印象に残る作品になる。

まとめ

観終わったに色々な考察動画やFilmarksで色々な人の感想を読む映画はここ数年ではあまりなかったので、それくらい印象的な作品でした。

まだ観てない人はこれを書いている時点ではまだ上映やっているので観に行ってみてください!

そしてあわよくばここに戻ってきて感想を聞きたいのでお願いします!

という2023年最後に観た映画がとても良かった話でした。

ではまた〜

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