仲人のつぶやき「相性がいい」ってなんだろうね？
昨日からの雪で東京は冷え冷えです。
立春の翌日に大雪で驚きました。週末のお見合いやデートに重ならなくてよかった。２月前半は冷える日が多いので、体を冷やさないように女性も男性も気を付けてね。
さて、今朝のXで相性についてポストしていた人がいて、仕事や日常でも同じだなと思ったので私が思う「相性」をシェアします。
相性がいい・相性が悪い、婚活ではよく聞きますね。
私も何度か事例を挙げて書いていますが、人それぞれのところもあるし、感覚や感情の部分は、なかなか言語化が難しいですね。少しわかりやすく言語化できたのと、最近主流のAIマッチングは、便利で自分で選べない人には良いツールだと思うのですが、一方でかえって難しくしている側面があると感じているので、その辺もかいてみます。
婚活では、「自分と合う人＝価値観や趣味が合う人」を探して、効率よく会っていきたいと考える人が多いです。価値観や趣味が合う人は、きっと自分と合うだろう、相性が良い人だろう、と仮説を立てて絞り込むわけです。
質問です。
結婚生活に大切なものは何でしょう？
趣味や価値観が一緒であること。
食の好みが似ていること。
相手の考えや人間性に共感できること。
相手の前で素直で自然体でいられること。
いろいろあると思います。
このなかで、いちばんどうでもよいのが趣味が一緒なこと、価値観が一緒なこと、だと私は思っています。いままで、結婚した二人のその後をみてきて思うのは、共感と受容し合えて生活の軸、つまり食の好みや生活習慣や環境が似ている方が結婚生活を円満にしているようです。
価値観が違うなら、それぞれの考えをじっくり聞きしっかり話すことで、新たな「ふたりの価値観」を生み出すことができます。
趣味が違うなら、相手の趣味の楽しさを教えてもらったり、一緒にやってみることで自分の世界が広がるし、共有しなくてもそれぞれのひとり時間を楽しむゆとりが、ふたり時間の会話に繋がるし、一緒にいる時間を大切にしたいと思います。
共感力と受容しあう気持ちがなければ、相手を尊重することやお互いの程よさを探って、居心地のよい家庭をつくることはできません。
食の好みや食習慣は、生活の基本なので、ここが合うとストレスが少なく、ちゃんとした生活が作りやすいんですよね。ケンカしても、美味しいねって一緒に言えたら仲直りはカンタンです。ふたりが美味しいと感じる感覚を共有できるというのが、一番の安心感じゃないかな。と思うのです。
結婚って生活だから。
からだの相性をあげる人がときどきいますが、心が伴っていないから体の感覚だけで判断したくなるんじゃないかな、と思いますね。もちろん、夫婦なので触れ合うこともSexも大切ですが、テクニックとか高揚感とか体の相性がいいって相手不在に感じます。大切な人とハートで通じ合うから素晴らしいコミュニケーションになる。と私は思うんです。
話がそれました。
そして、相性が良い・悪いと感じるもので、あまり他で言っていないことが、声や温度感や間のような、感覚的なものです。じつは、交際のお断わり理由で案外おおいのがこの部分。
声が耳障りだと話の内容が入ってこない、居心地が悪く感じます。
温度感は、気持ちや感情の熱量が違うと冷たい・素っ気ないと感じたり、重い・暑苦しいと感じる。
間は、LINEの頻度や会話のテンポ、一緒にいる時の行動がのんびり・せかせか、など。
感覚的なものに違和感を感じると感情が刺激されて、イライラもやもやに繋がって居心地が悪いので無理です。と交際終了になります。
お断り理由では、フィーリングが合わない。というのがこれ。
逆に考えたら、一緒にいても違和感がなかったり、なんとなく自然に過ごせるのであれば、それって実はすごいことなんです。
特別感やピンとくるものを求めますが、いちばん結婚に近い相手です。
つまり、相性が良い相手。
そして、
相性が良い人と出会うには、「自分を出すこと」が大事だよ。
少しでも参考になれば嬉しいです。
みんな、もっともっと幸せになっちゃえ！
Enppy.(エンピィー)
結婚カウンセラー ジュンコ
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