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僕らはどんなバンドよりも異常だった。「クリエイション・ストーリーズー世界の音楽シーンを塗り替えた男ー」

Hello!
ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。
お気に入りの世界の映画を紹介しますね。

今回紹介する映画の舞台は、イギリスのスコットランド、グラスゴー。
主人公は、1990年代のブリットポップ・ムーブメントを牽引したイギリスの音楽レーベル、Creation Records(クリエーション・レコーズ)の創設者Alan McGee(アラン・マッギー)さん。

90年代にロックシーンを席巻したブリット・ポップにおいて、Oasis(オアシス)、Primal Scream(プライマル・スクリーム)、The Jesus and Mary Chain(ジーザス&メリーチェイン)、My Bloody Valentine(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)、Teenage Fanclub(ティーンエイジ・ファンクラブ)などを見出し、人気バンドを次々と世に送り出した「世界No.1インディ・レーベル」クリエーション・レコーズ、そして、自分を「President of Pop(ポップの大統領)」と呼んだアラン・マッギーさんの青年期から現在に至るまでの姿を追っていく映画なんです。

スコットランドの一般家庭に生まれた赤毛の小男アラン・マッギーさん。彼はパッとしない青春の中で、David Bowie(デヴィッド・ボウイ)にあこがれロックスターを夢見ていたのですが、保守的な父親とは度々衝突してばかりいました。
そんな故郷に嫌気がさし、ついに家を飛び出してロンドンに移り住んだ彼は仲間とともにクリエイション・レコーズを設立。次々と世界をあっと言わせるアーティストを輩出し、そのレーベル・マネージャー「錬金術師」としての才能を開花させていくアラン。
しかし一方で彼は、レーベル運営の様々な問題や家庭での対立など、複雑に絡み合うさまざまな問題によって追い詰められていくのでした。

手品(マジック)ではウサギを取り出すが、魔法(マジック)とは何かを実現させることだ。

幼少から父親に虐げられ、コンプレックスを抱えながら生きてきたアラン・マッギーさんにとって音楽は自分のすべてであり、新たな音楽に出会ったときの衝撃は、まさに大きな世界の変革でした。
時代の先駆者として、錬金術師として、新たな音楽という刺激を求めて前進し続けるアラン・マッギーさん。

パンクであれ、つねに反抗を、世界は何だって変えられる

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