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それは、8歳のママだった。「秘密の森の、その向こう」

Bonjour!
ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。
お気に入りの世界の映画を紹介しますね。

今回紹介する映画の舞台は、時空を超えてふたつの世界をつなぐ、不思議な秘密の森。主人公は、最愛の人を失った8歳のネリーちゃん。

8歳のネリーちゃんは、両親とともに、不思議な森の中にぽつんと佇む祖母の家を訪れていました。
その理由は、最愛の人である、祖母が亡くなってしまったので、母親が子ども時代を過ごしたこの家を、片付けることになったからです。

何を見ても思い出に胸をしめつけられる母親は、何も言わずにひとりでどこかへ消えてしまいました。
残されたネリーちゃんは、かつて母親が遊んでいた森を探索するうちに、自分と同じ年のネリーちゃんとそっくりな少女と出会うこととなります。
母親と同じ名前である「マリオン」と名乗る少女の家に招かれると、そこは時空を超えた「祖母の家」だった、という夢みたいなファンタジックな物語。

子ども時代の母親は、父親もおらず、ひとりっ子。
人里離れた郊外の森の中で、病弱のために外出もあまり認められず、孤独な子ども時代を過ごしていた母親のマリオンさん。
ネリーちゃんは、そんな時代の母親のマリオンちゃんと出会い、ふたりは当然のように心を交わし友だちとなります。

ファンタジックなストーリー展開、同じ人物なのにシーンによって様々な役割を演じることとなる登場人物を見ていると、社会という枠組みの中では、みんな何かしらの役割を与えられて、それを演じ切るために生きているのかも、って思わせられる映画でした。

エンドロールで流れるJean-Baptiste de Laubier(ジャン=バプティスト・ドゥ・ロビエ)の「La Musique du Futur - Mon Coeur(未来の音楽 - わたしの心)」の歌詞が印象的だったので興味のある人は聴いてみてね。

子どもたちの歌声
あたらしい夢
あなたと子どもになる夢
やっと離れられる夢
あなたと子どもになる夢
やっと一緒にいられる夢
あなたと子どもになる夢
やっと離れられる夢
遠く離れた子どもの夢
やっと一緒のいられる夢
あなたと子どもになる夢
やっと離れられる夢
あなたから離れた子どもの夢
やっと一緒のいられる夢
あなたと子どもになる夢
やっと離れられる夢
あなたから離れた子どもの夢
やっと一緒のいられる夢
わたしの心があなたの心にあるなら
あなたの心はわたしの心の中にあります
あなたの心がわたしの心にあるなら
わたしの心はあなたの心の中にあります


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