【読書感想文】今日の人生を読んで
ミリさんって正直に生きているんだな。
それがこの本を読みきった最初の感想でした。
ちょっと気に食わなければちゃんと行動で表す。
嬉しければなんの躊躇いもなく喜べる。
ほんの少しの幸せを、煌めきを見つけ出せる。
そんなミリさんだから、この本が書けるんだろうなと思いました。
なかでも、お気に入りの言葉があります。
個人の幸せ
他の人にはわからない
その人が、どういうふうに幸せなのかは
その人にしかわからない
であるからして、
自分と違うというだけで
誰かの幸せを小さく見るのは
ちょっと違うんじゃないかと思った今日の人生
この文章が書けるのは、小さな幸せにもちゃんと気づけるミリさんだからこそだと思います。
私は、よく人と比べて落ち込んでしまいます。
友達の方が楽しそうってすぐに羨ましく思ってしまいます。
けれど、この文を読んで、逆に自分が幸せなら別にいいやと思えました。
私の幸せと、友達の幸せ、どちらが幸せかなんて測ることはできない。
自分と、相手が違うからって幸せが小さくなることも、大きくなることもない。
そう思いました。
今日の人生。不思議な言葉ですよね。
私は今日が積み重なって人生になると思っていたけれど、ミリさんは違うのかな?
『今日』に私の人生があるのかな。
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