生きる希望

やりたいことや行きたい場所なりたいもの。
誰にでも理想や夢はある。
でも誰にでも高い壁や打ち破れない困難があるのもまた事実。
どれほどそれらを切望しても障壁によって阻まれてしまうこともある。
いや、むしろそんなことの方が多いのかもしれない。
大半がそんな状況の中で理想や夢を諦めるのかもしれない。
会いたい人や結ばれたい人がいる。
やりたいことやなりたい自分がいる。
行きたい場所や見たい景色がある。
でもそれぞれの環境やタイミング、運や精神的な状況など本当に数え切れないほどの「邪魔で鬱陶しい」ものに阻まれて
それらの明るい塊は儚く散ってしまう。
それでも私たちの人生、与えられた時間は止まらずに過ぎ去っていく。
それをどんなに憎んで後悔したとしても
それでも私たちはひたすらに生きるしかない。
そんな悲しみや苦しみを抱えながら
なんとか必死に生きていく。
でもそんな中でも日々の生活の中で
私たちの目を輝かせ心躍らせる何かが
私たちを前へと歩ませる。
それは人との関係の中にあるかもしれないし、音楽や絵画、物語のような芸術の中にあるかもしれない。
そんな小さな光を大切にひたむきな生きなければならない。
小さな光を頼りに前に進みたい。
自分にとっての小さな光は、音楽やグラフィック、映画や物語、音や言葉や絵から紡ぎ出される繊細な美しさです。
これを作っているのもまた私たちと同じように苦悩だらけの人間です。
不完全な人間だからこそ出すことのできる魅力や力がある。
そんなものたちの助けを借りながら
強く生きたいです。