【美術展】美術館の春まつり@東京国立近代美術館
桜の開花前に、桜を見に。
企画展は見ずに、「所蔵作品展 MOMATコレクション(2024.1.23–4.7)」と「美術館の春まつり(2024.3.15-4.7)」を17:00以降に入場したので300円で堪能。美術館へは午前中に行くことが多いのだが、19:00からの「春まつりナイトトーク」も楽しみの一つだった。
長瀞(埼玉県秩父郡)の光景を舞い散る桜とともに描いた作品。六曲一双(ろっきょくいっそう)の大画面がお出迎え。
こちらもお題は春を思わせる、
山吹(やまぶき)色、蓬(よもぎ)色、胡桃(くるみ)色、白の連なりの部分が描く微妙な左寄りの曲線がその揺らぎを表現している。吸い込まれる美しさ。
この絵の前に畳が置かれていて、「どうぞここにお座りになり花見気分をお楽しみください」のご案内が。写真にしてしまうとその大きさがうまく伝わらないが、座って見てみると確かに花見気分が味わえる。
あまりに有名な女の子の画、
予想外に楽しかったのは、「芹沢銈介(けいすけ)」、
藍色、やっぱり好きだわ。それと作者自身も言うところののびのび感がいい。
これ欲しい!と思ったのが「小型絵」
ギャラリートークは、絵の解説より「絵を楽しんでいただくためにどのように企画を立てているか」に力点が置かれていた。絵を、美術館を愛しているスタッフによるトークを楽しんだ。驚いたのが山種美術館のギャラリートークより断然オーディエンスが多かったこと。美術館そのものが山種よりよほど広いからそれほど見学者がいるとは感じなかったが、実は結構な人出があったのね。
芹沢銈介は「静岡市立芹沢銈介美術館」なんてあった!オンラインショップ見ているだけでワクワクする。行かなくちゃ!
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