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『中国経済低迷と影響』

先日も、中国の不動産市場の低迷の話題に触れました。

中国の経済動向は世界経済に影響を及ぼすため、その動きを知ることが大切です。

本日のテーマは、

『中国経済低迷と影響』です。


上海市は中国の主要都市であり、オフィスビルの総面積は中国都市の中でも最大です。

しかし、コロナ禍が収束した現在でも、オフィスを借りる企業の需要は回復していないと言われています。

2023年末時点での空室率は21%と、過去最高水準に上昇。

以前は、企業がコスト削減のためにオフィス面積を減らしたり、低賃料のビルへ移転する傾向がありました。

しかし、コロナ禍による働き方の変化に伴い、企業の賃借需要が低迷しています。

さらに、コロナ禍の期間中に一時延期されていた大型オフィスビルの建設が、2023年に集中的に市場に出たことも、空室率の上昇を加速させています。

この状況は、企業にとってはメリットがある一方で、不動産投資家にとっては厳しい状況となっています。

その結果、不動産投資家の間で『金』の購入が増えています。

中国での金の販売量は昨年比で2割〜3割増となっており、価格が安定している『金』への注目が集まっており、不況への心理がもろに現れています。

もし、中国の不動産市場や経済が低迷を続けたとしても、リーマンショックのような直接的な影響はないと見られていますが、

日本にとって中国は最大の輸出相手国であるため、輸出量が減少することが懸念されています。

日本から中国へ主に半導体や自動車部品などを輸出しており、輸出量が減少することで製造業に影響を与えるからです。

また、中国からの訪日観光客は10代後半から30代の若者層が中心で、景気の減速により影響を受けやすい世代のため、インバウンド需要の恩恵を受けていた観光業にも打撃を受けそうです。

中国の経済低迷は、じわじわと日本にも影響を及ぼす可能性があるため、その動向を注視していくことが重要です。

これからも中国の経済動向を見守り、その影響をシェアしていきたいと思います。

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