『再現性を冷静に考えてみる』

本日のテーマは、
『再現性を冷静に考えてみる』です。

使わなくなったものを手放すとき、捨てるのは勿体ないのでメルカリに出品することがあります。

思っていた以上に出品した物を求めている人がいるので、皆さんにもおすすめです。

最近、メルカリは暗号通貨を扱うようになり、2023年にはビットコイン、そして今年に入り、イーサリアムも取引できるようになりました。

この狙いは、メルカリの売買で得たポイントを使って暗号通貨の売買を可能にし、暗号通貨になじみのない人でも気軽に取引を始められるようにし、ユーザーを獲得する企です。

現金での投資は不安が伴うかもしれませんが、ポイントなら失敗してもダメージが少ないと感じる人も多いでしょう。

ビットコインは開発当初の2015年には1BTC＝5万円弱でしたが、現在では1BTC＝1000万円強となっています。わずか9年で約200倍に跳ね上がりました。

もし100万円を投資していたなら、現在では2億円になっていた計算です。

この結果を見て、初期にビットコインを買っておけば良かったと感じる人は多いと思いますが、今から暗号通貨投資を始めようと思うでしょうか？

暗号通貨で巨額の利益を得た「億り人」と呼ばれる人々の多くは、初期に投資を行った人々です。

彼らも誰一人として、こうなることを確信していたわけではありません。

しかし今では、その成功体験を本やSNSで発信し、さらなる財を築いています。

これほどの高値になってしまった今、同じ方法で同じ結果を得ることは難しいです。

では、資産形成において何が重要なのでしょうか？

実は、昔からある手法の方が再現性が高いことが多いです。

それは、多くの先人たちが失敗を繰り返しながら、どの方法がうまくいくかの実績を積み重ねてきた結果です。

新しいトレンドに飛びつくのではなく、長い歴史の中で成功してきた方法に基づいて行動する方が、実際には堅実であることがあります。

資産形成にはトレンドは必要ないと私は感じています。

新しいものよりも、過去に成功してきた方法の方が根深い信頼性があります。

基礎を忠実に守り、淡々と継続することが重要です。

「本物こそ単純であれ」という言葉がありますが、基本的なことを継続して行うことが、再現性のある方法だと確信しています。

たとえば、定期的な株式投資、不動産投資などは、長い歴史の中で多くの人々が成功を収めてきた方法です。これらは一見地味に見えますが、その分リスクも少なく、安定した資産形成が可能です。

暗号通貨のような新しい投資先に魅力を感じることは理解できますが、基本を重視し、地道に取り組む姿勢こそが、長期的に見て最も効果的であると考えています。

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