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『保険はシンプルが一番』

クライアントさんとの面談の際、コストカットのため保険の見直しをすることがあります。

保険証券を持って来て下さることが多いですが、殆どの方が内容もよく理解せずに入っているということが多いです。

それもそのはず。証券を見ても主契約以外にも特約が沢山ついていて、どうなればどれくらい保険が降りるのか分かりづらいです。

私自身が考える、保険を選ぶポイントについてシェアしたいと思います。

本日のテーマは、

『保険はシンプルが一番』です。


一世帯あたりの、年間支払い保険料の平均は37.1万円。

平均世帯所得が、2021年のデータだと545万円だとすると、毎月の保険の拠出額が3.1万円と所得に対して多いと感じます。

その中身は、貯蓄型の保険に加入していたり、保険の内容も、あまり役に立ちそうにない特約を付けていたりします。

結論、保険は『掛け捨て』『シンプル』が基本です。

実は『掛け捨て』も『貯蓄型』も、純粋な保険部分は同じで、多く払った分を運用されます。

しかし、保険と抱き合わせられていることで貯蓄部分も多くの手数料が必要なため、運用効率は全く良くありません。

また、まとまったお金が必要な時に、保険まで解約しないと貯蓄部分が戻ってこないため、

人によっては、一度病気になってしまい、新しく保険に入れないため解約したくてもできないという方もいらっしゃいます。

貯蓄型保険は、拘束力の強い相手サイドにメリットがある商品だといえます。

そう考えると、『保険は保険』『貯蓄は貯蓄』と分けた方が賢明です。

また、日本人の『心配性』の性質を利用し、あらゆるリスクに備える必要があると、多くの特約をつけるように説明され、言われるがままに加入してしまったという方も。

特約は期限付きのものが多く、内容も複雑のため実際使えている人は少ないです。

例えば、スマホの契約の際にいろんなオプションをつけてもあまり活用できないですよね。

電話ができる。インターネット検索ができる。SNSが使える。写真が撮れる。

など、分かり易いものだけ最大限に活用できます。

保険も同じで『シンプル』が一番。

あまりコストをかけないようにし、将来の資産形成に回せるようにしましょう。

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