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『大阪へ流れる中国マネー』

先日、女性限定のコミュニティでのお茶会で、一人の女性が自宅の売却を検討しているという話を聞きました。

彼女の自宅は大阪市内にあり、内覧者の多くが中国人だとのことでした。

ここ最近、中国人の日本不動産への関心は、東京から大阪へとシフトしているようです。

今回はその話題に触れたいと思います。

本日のテーマは、

『大阪へ流れる中国マネー』です。


2023年の大阪府の在留外国人数は28万5272人に上り、そのうちの約25%が中国人です。

そして、大阪府の中国人数は、過去20年間でほぼ2倍に増加しています。

知人の中国人によれば、「大阪は人情があり、雑多なところが中国に似ている。東京よりも大阪の方が住みやすい」と話しているのが印象的で、

この意見は、大阪が中国人にとって魅力的な都市であることを示しています。

大阪は、東京に次ぐ日本の大都市であり、中国人にとっては「掘り出し物が多い」都市と見られています。

不動産価格は、自国の上海よりも条件が良いのに安く購入できるため、円安効果も後押しして、大阪は中国人にとって「超お買い得」な都市となっています。

中国人は、ビル一棟やフロアごとを即買いする傾向があり、

特に、道頓堀界隈の飲食店が入る雑居ビルが人気で、日本のインバウンド市場における商機を狙って進出する中国人が多いとのことです。

日本人は他国語を話す人が少ないため、インバウンド需要の弊害となっていますが、中国人が進出することで、中華圏相手の商売に需要があると見ているからです。

確かに、私にも経験がありますが、海外に旅行に行った際に言葉の壁があるため、日本人が営むツアーや日本語が話せるスタッフが駐在するホテルがあれば、そちらを選んでしまいます。

中国人も言葉が通じない日本人より、言葉が通じる中国人に接客された方が安心だと思う心理は変わらないと感じました。

このように、私たちにとっては変わらない大阪の風景も、中国資本の流入はじわじわと進んでいます。

それは、市内の中心部と限定的なため、大阪の経済の底上げにはならないと感じますが、アジア1位だった日本もリアルにその地位は奪われていると感じています。

経済の低迷は、自分たちの生活にも少しずつ影響が及んでいくため、少しシビアに見る必要があると思いました。

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