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311 平和への祈りを込めて

「震災から11年。
 私の人生を大きく変えるきっかけとなった日」

3月11日 東日本大震災から11年

私にとって忘れる事の出来ない日。

この震災が無ければ、おそらく今も東京に住んで
ヘアメイクの仕事をしていたと思います。

2011年3月11日14時46分

私は東京港区にいた。
その頃の私は、ホテルでブライダルのヘアメイクの仕事をしていました。
翌日挙式のご新婦様の最終打ち合わせの最中に
地震がおきた。

1回目の揺れの後、何が起きたのか
よくわからないまま、急いで外に避難した。
目の前で40階以上の建物が大きく揺れ動き
避難した人達は恐怖に震え叫んでいた…。

本当に映画のワンシーンみたいな光景だった…。
多分、あの光景は生涯忘れる事はないと思う。

私はこの日を境に、自分の人生について
真剣に考えるようになりました。

こんな時、私には何ができるんだろう…
私が誰かの役に立つなんて事あるのか…
私の生き方ってこのままで本当にいいのだろうか…

とにかくいろんな事を考えたし
このままではいけないと思った。

ホテルにいた事もあり、お客様の層も様々で
各方面の方々からいろんなお話を聞いていた事も
私にとってとても大きかったと思います。

何をしたらいいのかわからなかったけれど
変わりたい自分がそこにいた。


自分には何ができるのか
今後の人生をどう生きていくのか
真剣に考えた。

振り返ってみると、この辺りからガラリと
私の人生は変化していく。
人間関係も大きく変わっていったし
自分が興味を持つ事柄も
惹かれる事柄も変わっていきました。

あれから11年

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少しは成長したかな。
東京から奈良に移住して、小さいながらも
お店を営んでいます。
私ができる事で目の前の人達を
笑顔にできたらと思っています。


日本という国は今も災害大国であり
いつ何が起きてもおかしくない。
災害だけではない。
戦争というワードまで出てきた昨今…。

手を合わせ
心を合わせ
寄り添って

今この瞬間を丁寧に愛をもって生きていきたい。

大きな事はできなくても
平和を願い祈ることはできる。

自分の内側を平和に心地よく。
そんな小さな平和が伝染して拡がって
循環していく事もまた、平和な世の中へと
繋がっていくのではないかなと思っています。

周りの目を気にしたり
みんなこうしてるから…と人に合わせたり
あんなの間違ってると避難して人をジャッジしたり…
自分の正義を相手に押しつけたり
恐れからくる感情で何かを選択したり…etc

そういうの全部手放してみると
周りの事は意外と気にならなくなるものです。
私もそうでした。
自分の真ん中には穏やかな心地良さがあるだけ。

その心地良さの中で
私ができる事をやっていきたいなと
心から思っています。

「どんなに小さいことであっても、大いなる愛を込めて行うことは、人に喜びを与えます。そして、人の心に平和をもたらします。何をするかが問題ではなく、どれほどの愛をそこへ注ぎ込むことができるのか、それが重要なのです」
マザー・テレサ

人々の心が平和であり
世界が平和でありますように…
そして
美しい地球がまもられますように🙏 

東日本大震災から11年。
亡くなられた方のご冥福をお祈りし
被災者の方々 避難生活を
送られていらっしゃる方々へ
心よりお見舞い申し上げます

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