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【グルメ】牡蠣の種類で旬が違う話。

梅雨もそろそろ明けて、暑い夏が来そうな気がしますね。

筆者は5月下旬から7月上旬に ”牡蠣” を食べたくなります。

そんな ”牡蠣” は種類によって ”旬” が違うんだとか。

今回は”一番おいしい時期に” ”一番おいしい牡蠣”を食べる為にぜひ読んでいただきたいと思います。

牡蠣の種類

牡蠣には大きく分けて2つの種類があります。

それは”真牡蠣”と”岩牡蠣”。

それぞれの特徴は”食べごろの時期”の違い。

ざっくり言うと、真牡蠣は冬岩牡蠣は夏です。

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(同じ産地の真牡蠣※左と岩牡蠣※右)

真牡蠣って ・・・?

真牡蠣は冬が旬で、主に10月の冬時期から~4月の春頃までに水揚げされます。

餌となるプランクトンや太陽の恵みが豊富な海面下50cm~6mの浅瀬で養殖されています。

流通している多くが養殖されたもので、冬の時期にむき身の状態で販売されてる牡蠣の多くが真牡蠣になります。(岩牡蠣もありますが)

岩牡蠣に比べると殻が薄く小ぶりですが、濃縮されたクリーミーな味が特徴で海のミルクとも表現されます。

真牡蠣の産卵期は6月~9月で真牡蠣は産卵に多くの栄養を必要とするため、9月の終わりから5月まで栄養を蓄え続けます。

特に、産卵期は夏で、一回の産卵で旨味成分を使い果たします。

産卵のためにもっとも栄養を蓄えているのが2月~3月になるため、この時期の真牡蠣が一年を通して一番美味しいと言われています。

真牡蠣は産地によって種類が異なり、それぞれにブランド価値がついています。

日本のブランド牡蠣を5つ紹介するので、好みの真牡蠣を見つけてみましょう。

・カキえもん
・もまれ牡蠣
・雪解け牡蠣
・かき小町
・ひがた美人

岩牡蠣って・・・?

岩牡蠣は、6月~9月に水揚げされる夏が旬の牡蠣です。

海の深い岩場で3年~5年ほどかけてじっくり育ちます。

岩牡蠣は天然ものと養殖ものがあり、時間をかけてゆっくりと成長するため真牡蠣よりも大きく育ちます。

岩牡蠣は粒も肉厚でプリっとした食感が特徴ですし、ほんのりと磯の香がして濃厚な風味を愉しめます。

岩牡蠣も、真牡蠣と同じで6月~9月で夏の時期に産卵します。

真牡蠣は産卵の際に蓄えた栄養を全て使い果たしますが、岩牡蠣は時間をかけてゆっくりと産卵するため夏の時期でも栄養が豊富なので風味も落ちにくいと言われています。

岩牡蠣も、産地によって牡蠣の食感や風味が異なります。

日本のブランド牡蠣の種類をいくつか紹介するので、参考にしてみください。

・仙鳳趾
・クリーミーパール
・山田
・室津
・夏輝

で、どっちの方が美味しいの?

どっちが美味しいか、それは”時期”と”好み”によります。

夏に水揚げされているならば”真牡蠣”、冬に水揚げされているならば”岩牡蠣”といったところでしょうか?


次回は”真牡蠣”の美味しい食べ方、”岩牡蠣”の美味しい食べ物を共有できればと思います!

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