英単語「sentence」の語源や由来

"sentenceは「文、文章」などを意味する単語ですが、ラテン語のsentireという語に由来します。

sentireは「感じる」という意味を持ち、日本でもカタカナ語の「センス」として定着している「感覚」という意味を持つsenseや、「敏感な」という意味を持つsensitiveとも同語源です。scent（におい）という語も同じ起源から発しています。すなわち「感じる→感じたもの→感じたことを述べる→文章」となったわけです。

なお、sentenceにはlife sentence（終身刑）などのように、「刑」という意味で使われることもあります。be sentenced to pay a fine（罰金刑を宣告される）などのように動詞として用いられることもありますが、これはこの語が「判決」という意味も併せ持っているからです。

「判決」は裁定者が裁定すべき対象について感じたことを述べた意見を指します。ここから、「刑、刑を宣告する」という意味へと通じています。"