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ハワイで感じた日本の凋落(しゅうらく)

こんにちは、西澤ロイです。
10月20日~28日の日程で1週間ほどハワイへ出張してきました。

なぜ今の時期にハワイへ行ったかというと・・・
別に明確な目的意識があったわけではありません。

ちょっと変な表現かもしれませんが

「導かれたから」

というのが正直な理由です。

今回のハワイ行きを力強くサポートしてくれた方が
いらっしゃいまして、本当にその方のおかげです。

ちなみに、僕が会社を辞めて独立し、
ブータンへ行った時(14年前)も

本を初めて出した時(12年前)も、
ラジオを始めた時(9年前)も、

いろいろなタイミングで、僕は
「目に見えないものに導かれている」
とか
「目には見えない力に後押しされている」
と感じることがよくあります。

(僕はそれを「天の応援」と捉えています。
驚くようなシンクロが起こることなども
それに含まれます)

今回のハワイもまさにそれです。

アメリカは何度も行っていますが、
ハワイにはもともとあまり興味がなかったです。
(行ってみたら、すごく良かったですけどね)

そんなところに、コロナが終わってはいなくて
物価高で超円安(1$が150円)の時期に行くわけですし、
家族も一緒ですし、仕事も暇なわけではないですから
いろいろなハードルがありました。

でも、人生は一度きりですし、
せっかく導かれているのですから、
意を決してその波に乗っかろうと思い、
行くことを決心したのです。

そして、行って本当に良かったと心から思います。

やっぱり、人生はやるかやらないか、ですし、
行動することが人生を変えてくれますね。

今回ハワイに行って感じたこと

さて、4年前にオレゴンに行った時には
特に感じなかったのですが、

今回ハワイに行きまして、僕は日本に対して
ものすごい危機感を覚えました。

ニュースやネットなどでは以前から言われていることですが
「日本が取り残されている」
「日本が貧困化している」
ということを、改めて突き付けられました。

例えば、日本の給与水準が20年前と比較して
先進国の中で唯一、全然上がっていない
というのは有名な話でしょう。

<参考グラフ>
https://www.aeonbank.co.jp/investment/special/266/images/index_img_01.png

さらに若い人たちは非正規雇用になっているため、
このグラフにも現れず、もっと貧困化しているわけです。

ハワイでは、スーパーの店員さんの時給が
17~20ドルくらいでした。

日本円にすると2,500~3,000円ですよ。

もちろん、他の物価も高いです。

例えばラーメン1杯が14ドル(≒2,100円)
しました。

アラモアナ・ショッピングセンターに入っている
神座(Kamukura)というラーメン屋です。

さらにセット(Combo)になると、
23$(≒3,500円)~33$(≒5,000円)です・・・
※チップを除く

これ、1人分のランチですからね!
高級店のランチコースとかでなく、
チャーシュー麺+煮卵+餃子or唐揚げ+ドリンク
というラーメンセットですから。

(でも、コストコのフードコートに行ったら
ホットドッグは1.99$(≒300円)、
ピザ1枚は2.99$(≒450円)
程度で食べることができましたけどね)

日本はこのままだと沈む

とにかく、日本は、このままだと本当にヤバいですね。

何もしないでいると、
古い考え方と共に、沈んでしまうでしょうね。

構造的な問題が大きいですから、
個人がもっと考えて自立していかないと、
簡単に飲み込まれてしまいます。

そういう意味でも“意識の根本治療”みたいなものが
必要なのかもしれません。

この世の中は様々な面でどんどん二極化
しています。

しかし同時に、自分で好きな「世界線」を選べる
ようにもなってきています。

従来の世界線としては、
・英語は話せない
・日本だけに住む
・雇われて働く(時間を売る)
・価値を消費する立場
という感じの人が多かったでしょう。

しかしそこから、
・英語は話せる
・海外への移住も視野に
・自分やコンテンツを売って働く
・価値を創造する
といった世界線に切り替えていくことを
人々がもっと真剣に考えるべきなのではないかと
思います。

そこでの大事な問いはこれです。

「あなたは、どういう世界に生きることを選びますか?」

きちんと世界線を選ぼう

英語を話せず、日本でいろんなことを我慢しながら、
みんなと一緒に、おとなしく暮らす世界でしょうか。

それとも、英語を普通に使い、好きなところに住んだり
旅行したりし、やりたいことを実現できる世界でしょうか。

それとも、もっと違う、あなただけの世界線かもしれません。

僕が伝えたいのは、そこをもっと「選ぶ」意識を
もったほうがいい、ということです。

若い(young)ことは年齢と全く関係がない

世界は知らないうちに大きく変わっています。

そして、違う世界線が日々生まれているんです。

でも、そこに意識を向けずに生きていたら、
一生関わりがないまま、同じ世界で生き続けることに
なるでしょう。

もちろん、いま自分が生きている世界で十分に満足
なのであればいいでしょうが、

でもきっと多くの人が、不満を抱えていたり、
気づかずに諦めてしまっていたりしています。

マーク・トウェインがこんな言葉を残しています。

Anyone who stops learning is old,
whether twenty or eighty.
Anyone who keeps learning stays young.
The greatest thing you can do is keep your mind young.
(老人とは、20代だろうが80代だろうが関係なく、
学ぶのをやめた人のことだ。
逆に学び続ける人は若い。
あなたにできる最も素晴らしいことは、心を若く保つことだ)
<ロイによる超訳>

今いる世界線にただ留まろうとするのは、
「そのまま老いていく」ことにつながるのかなと
思います。

さて日本は、どんどん高齢化が進んでいますが、
old people の国になってしまうのでしょうか。

それとも、young mind をもった人たちが
溢れる、もっと素敵な国を作れるのでしょうか。

ぜひ多くの方に、新たな世界線に入っていき、
そこで新たな挑戦をする――

そうすることで、心が若く保たれ、生き生きと
日々を過ごせる――

そんな人生を送っていただきたいなと思います。

そして僕はイングリッシュ・ドクターとして、
英語病だけでなく、人生も大きく好転するような
お薬を出していきたい――。

そんなことをハワイに1週間行ってきて、
思いました。

最後までお読みくださりどうもありがとうございます。

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