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《勇気1》自信のないあなたへ 自己肯定感は自分との約束から

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

なんだ、次のクエストがうまくいくか自信がない?
そんなのは当たり前だ。
なにせ、自信なんてもんはそこらに落ちているものじゃない。
自分の中に湧き出てくるものだからだ。

何もしてないのに泉が湧き出ることもない。
何もしていないのに何かに満たされているとしたら、それは虚勢や傲慢の類だ。
自分の中から発生したものじゃなく、外側からのもので一時的に埋め尽くしているにすぎない。
その状態を10年20年と続けられるか?
おそらく埋める行為自体に疲れてしまうんじゃないかと俺は思う。

現に、昔の俺がそうだったからな。
あの時は賞与や栄光で目が眩んでいた時期で、英雄扱いでチヤホヤもされていた。
伝説のプログラマーだなんて言われて浮き足立っていたこともあった。
今じゃ恥ずかしい話だがな!よし、今すぐ忘れてくれ!

外から埋めたものじゃいつまでも満たされない。
自分の中から湧き出し続けるから、満たされた状態にいつでもなれる。

言葉通り、自分を信じ続けられるか、ということだ。
自分との約束を守り続けること。
これがまさに自信だ。

大層な理由、仰々しい宣言でなくてもいい。
小さなことでいい。
まずは約束をちゃんと守ったぞ、という成果をひとつ作る。
できれば毎日続けられることがいい。

俺の場合は、やったのは日誌をつけることだ。
その日の出来事、感じたことや気持ち、次にやること、を1行ずつ、3行だけ書く。これだけだ。
何文字も書こうとすると途中で放棄しそうだったからな。俺にはこのくらいでちょうどよかった。
気がつけばそいつを10年も続けていた。
もはや3行にまとめるのは歯を磨くのと同じレベルだ。歯を磨くことに不安もなにもないだろう?

今はもう何文字でも、文章をまとめることも人前で話すことも当たり前になって、そこは自信を持っている。
こうやって一つずつステップアップしていけばいい。

初めから自信のあるやつなんていない。
自信をつけてきたやつがいるだけだ。
それは何かを成し遂げたからじゃなく、地道な泥臭い作業を続けてきただけ。
だからお前さんにも今からでもできる。

簡単なことを続けることほど、他人にとって難しい。
そこが、お前さんにとっての唯一無二の武器になる。

大丈夫、お前さんは乗り越えられる人間だからな!
楽しんで続けようぜ!

《基本スキル 自分との約束を守る》


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