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わからないから受け流せる

聞き上手と言われることがある。
人の話を聞くのは苦痛じゃない。
その人が何をした、どう感じたか、私が知らない人、知らないコトの話
純粋に知らないことを知るのは楽しいし人との会話が好き。
話の途中で腰を折ることはないし関連した質問をする。
ただ、心から共感はしていないしできない。
聞いた内容は要点は覚えていてもその周辺は忘れてしまう。
相手の感情や行動が自分に向けられたものでないと当事者意識が起きない。
そういうこともあるよね、と他人事になってしまう。
そうだね、うん、にあまり意味はないし、話し終えて満足そうにしてくれれば良いと思ってる。
お互いが交互に自分の話をするより、一緒に同じことをしてそれに対して何を思うかの方が余程気になる。
相手の感情を心から理解しなくても話を流すことはできてしまう。いちいち感情移入しなければ相槌を打てる。
相手の話の内容そのものには興味が薄い。
でも、相手の性格特性、趣味嗜好、行動パターンは知りたいと思う。
自分に対する興味から、人と比較をしたくなったからだと思う。
自己理解と他者理解の過程で占いを知った。
星座、生年月日、出生地、血液型、名前そういったことから本当に本質がわかるのか。
でも、人との関わり方が難しい、自分自身が不調だ、と感じるとき、占いから導き出される結果を見ていると自分を客観視できる。
普段、自意識の強さからつい自分がどう思うか、自分がどうしたいか、相手は自分をどう思うか、相手は自分にどういう行動をするか
といった視点に偏ってしまう。
他の人からしても私と同じ視点になるかもしれないし、もっとバランスの良い人もいるかもしれない。
ただ、私は自分と他の人の本質を知りたいと思う。それを会話を通じてできればもっと良いと思う。

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