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心の余裕が世界を救う

2022年8月から Engagement Run! に参加している、NRI横山です。
草野球が大好きな、新米チームリーダーです。
今回は、「【2024年2月特別企画】プチ交流会〜2030SDGsカードゲームを通じて、"自分起点"を体感しよう!〜@アトラエオフィス(ゲスト:今井 輝夫氏)」で感じた、心の余裕と行動の関係性について共有します。


自分たちの理想の世界を目指す

カードゲーム「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」はSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。

カードゲーム「2030 SDGs」の紹介 | 一般社団法人イマココラボ

参加者はチームに分かれ、「大いなる富」や「悠々自適」など、自分たちの理想の世界を思い描きながら、時間とお金を使ってプロジェクトを進めていきます。

各チームが実施するプロジェクトによって世界が変動していくのですが、このゲームバランスが絶妙で、各チームは自分たちの理想を達成するために、夢中になって自分たちに利のあるプロジェクトを進めました

その結果、ゲームの前半では「経済」がとても発展しましたが、「環境」と「社会」が最悪で、ぺんぺん草も生えず、貧富の差などの社会問題も深刻化した世界が広がっていました。

目標を達成したチームと、達成していないチームの行動の違い

ゲームが後半に入った時、各チームで明らかな行動の変化が見られました。
世界の「経済・環境・社会」のバランスを考慮するようになったのです。互いのチームの求めるものを融通し合ったり、環境や社会が良くなるプロジェクトを進めるようになったりしました。

そして、それは自チームの目標を達成したり、達成の見込みが立ったチームから動きが見られたように思います。

ちなみに、私は最後まで自チームの目標を達成できず、自分たちの理想を達成するために利己的な行動を繰り返していました。
チームメンバーの中には、理想の達成を諦め、世界の最適化を目指す方もいましたが、現実世界では、焦りや不安から私のような利己的な行動を取る方が多いかもしれません。

世界を見渡すために「心の余裕」を作ろう

自身の価値観や感情と向き合い、理想像を明らかにすることは、主体的な選択をしていくためにも必要なことだと思います。
一方で、その理想を達成するための行動が利己的では、周囲との関係性を悪化させることになります。

エンゲージメントや組織開発の場面においても、自身や自組織の目標達成だけに固執してしまうと、視野が狭くなり周囲との関係性や雰囲気が悪くなることがあると思います。

心に余裕を持って、周囲と自分の理想や価値観を相互に理解し、組織や社会全体を良くしていく行動を、自分が起点となって広めていきたいと思いました。

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