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今年の抱負「コントロールを手放す」

こんにちは!Engagement Run!講師の三浦です!

2023年が始まって、1ヶ月ほど経ちましたが、皆さんの年始の思いは今、どのように変化していますか?

コントロールを手放す

私は、年始の時点では、個人的な今年の抱負として「コントロールを手放す。」を意識したいと思っていました。

と、いうのも年末の振り返りの時に、新たな挑戦やアイディアをアウトプットしようとする時に、躊躇することがあることを思い返し、その奥にはどうも「自分や他者をコントロールしなければならない。」という思い込みがあるなあ、ということに気が付いたからです。

原因のうちの一つとしては、周囲の環境の影響を受けやすい自分が、この数年のコロナ禍であったり、昨今の世界情勢によるコントロールを強化する方向性の影響を受けているのだろうなあ、と想像します。

コントロールすることは、日常を生きていく上で大切なことですが、バランスが偏りすぎると自他の多様性を受け止められず、創造性のインプット&アウトプットの感度が鈍るということを感じていました。

そのために、「コントロールを手放す」ことを意識することで、「コントロールしたい自分」とのバランスを保ちたいという背景がありました。

さて、そんな抱負を決めた直後の1月上旬に、コロナで延期になっていた新婚旅行にハワイに行ってきたのですが、初日に象徴的な出来事(の連続!)がありました。

以下、出来事をメモ形式で綴らせて頂きます。

羽田からオアフ島への飛行機の離陸が3時間以上遅延腰が痛くてほぼ寝れない8時間のフライト→オアフ島からハワイ島の乗り継ぎに間に合わず乗り継ぎの変更に1時間ぐらい並ぶ→1日目のハワイ島のアクティビティーを夕方から夜に変更してもらう→スーツケースが何周しても流れてこなくて、ロストしたかと思う→指定時間より早めに着いたUberに「ちょっと待ってて、今向かってるから」とメッセージで伝えると「OK!」と返ってきたが、そのままどこかに行ってしまう→1台目のUberに逃げられたので、アクティビティの集合時間に間に合わず、2台目のUberで10分遅れで到着するも、真っ暗な港におろされ、泣きそうになりながらgooglemapを頼りに奥さんとダッシュ→船の出発にはなんとか間に合ったアクティビティは「マンタ・ナイトシュノーケリング」→日本なら絶対中止な大荒れな海を「今日の海はロックンロールだぜ!」と、実際に大音量のロックミュージックを流しながら、モーターボートのようなスピードでマンタの群れがいるスポットへ向かう船→時差ボケと睡眠不足と船酔いで気持ち悪くなる→シュノーケルと、浮き輪代わりの身長くらいある細長い筒状の発砲スチロール(通称:noodle)を渡される→「ピンチになったら"No noodle!"て叫ぶんだぜ!そしたら助けに行くぜ!」と、底抜けに明るいインストラクターのハワイアン達→ハワイとはいえ冬の夜なので10度台の海に飛び込み、シュノーケルがはずれ、溺れかける→他の客もシュノーケルがはずれたり、noodleが流されたりと、荒波の中で、あちこちから「No noodle!」「No noodle!」という必死の叫び声が飛び交う戦場のような雰囲気に→マンタスポットにある大きな発砲スチロールに辿り着き、つかまりながら船の光に照らされた海に潜ると、せまってくるマンタの距離が近すぎて食べられるかと思う→マンタ達は人間に接触はしてこず、クルクル回転して、なんだか楽しそう、幻想的。

▼その時の動画です^^

全体性は多様性によってのみ経験される

・時間通りに事が進まなければならない。
・1度決めたことは変えてはならない。
・リスクを取ってはいけない。

など、振り返ってみると、コントロールに比重が偏っている時は、コントロールできないことが起こった時に、自分や他者に対して過剰な反応が起こっていることがわかります。

それが、日本では考えられないような想定外のことを連続して経験することで、徐々にほぐれていき、「マンタが楽しそう。」と思っているあたりでは、だいぶコントロールを手放し、コントロール外の事象を面白がれている感覚がありました。

この感覚を、今年は日常に活かしていきたいと思っております。

ここまで読んでいただき有難うございました!今年もどうぞよろしくお願いします^^

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