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ジョブ・クラフティングしてみよう!

2022年8月から Engagement Run! に参加している、NRI横山です。
草野球が大好きな、新米チームリーダーです。
今回は、年度替わりなど、業務の節目にピッタリな「ジョブ・クラフティング」についてご紹介します。
興味のある方は、より詳しく紹介している「【AL・中級】仕事の捉え方をアップデートするジョブ・クラフティング」をぜひ受講してみてください。

先週やった業務で一番つまらなかったものは?

例をご紹介します。新入社員が一週間の業務や気付きをメールでチームメンバーに送る「週報」の業務がありました。
ところが、新入社員のメールに対しての反応は薄く、返信も少ないし、あったとしても固定メンバーで、はじめのうちはパラパラあった反応も数カ月後にはほとんど見られなくなりました。

その業務は、ただの作業になる

新入社員としても反応がないので週報の送り甲斐がないですよね。
そして、週報はいつしかただの作業になり、週末にメールを書くのが苦痛になってしまいました。この作業から、新しく生まれるものがないと感じてしまったのです。

ここで、週報のジョブ・クラフティングをやってみました。
本来の目的と、ありたい姿から、連絡手段をメールからチャットに変更しました。すると、スタンプ(リアクションマーク)が押されたり、チャットになったことで気軽に返信するメンバーが増え、反応が多くなりました。

メールよりもフランクな反応が多く、やり取りも素早い感じで、雑談もしやすい気がしました。 コメントで反応していただける機会も多くなったと思います。 コメントでなくても何かしらのリアクションがあるという点で、スタンプもありがたかったです。

本人フィードバックより抜粋

「新入社員をチーム全体で育成する」、「コミュニケーションを活発化させて相互理解を深める」という目指している姿に一歩近づけることができ、新入社員にとっても、意味のある業務となりました。

「自分の業務」に進化させよう

みなさんも、先週のつまらなかった業務を振り返ってみましょう。
「意味がない」と思うタスクを見つけたとき、すぐに辞めるのではなく、なぜやっていたのか、当初の目的と照らし合わせて、タスクの再構築をすることがポイントです。
年度替わりは、チーム・組織が再出発するタイミング。これまでの業務を見つめ直し、より良く進化させる絶好の機会です。

大きな改善を狙う必要はありません。
つまらなかった作業が、明日からは少しだけ自分にとって意味のある業務に変わるよう、一緒にジョブ・クラフティングしてみましょう。


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