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英語を速く話せるようになる練習法3選

英語をある程度話せるようになると、次に来る悩みとして「速く話せない」というのが、よくあります。

喋るのが遅いあまりに、他の人から話を遮られたり、最後まで自分の伝えたかったことを伝えられない、というような場面です。そうした場面は、非常にフラストレーションが溜まりますし、「もう少し速く喋れればな、、」と思われると思います。

そうした方に向けて、いくつか速く話せるコツをご紹介します。

なぜ速く話せないのか?

まず、なぜ速く話せないのか?を考えてみます。話すという行為には、3つのステップがあります。

  • 話したい内容がある

  • それを文章にする

  • 発声する

話したい内容はある前提で話をしますが、文章にするのと発声するのでは、文章にするのが上手く行かないので、速く話せない、というケースが多いです。

こうした文章に速くできないという理由を意識しながら、3つポイントをお伝えします。

単語・文法を徹底的に叩き込む

文章を作るのを速くするには、1にも2にも単語・文法です。

大人になると、どうしてもその重要さがおざなりになってしまい、スピーキングは実践の中で磨いていけばいいよね、という意見もあるとは思いますが、やはり文章を作るのは単語であり、文法ですので、その重要性というのは否定できないと思います。

単語・文法を勉強しようと、単語帳や文法解説本に取り組むのもいいのですが、おすすめは日本語→英語の英訳の問題に沢山取り組むことです。

そもそもの目的が文章を作ることなので、単語・文法を勉強しつつ、作文の練習もできるので、効率がいいです。

最初はゆっくり作るのでもいいのですが、作文自体も1つ1つ速くできるようになると、速く話すという目標にも近づきます。

英語で考える

速く話すためには、そもそも英語で考えておく、というのも有効です。

考えると言っても、考えようと思っても英語で考えられるものではありません。なので、おすすめなのは、独り言でぶつぶついうという練習です。

テーマは何でも構いません。今日あったことでも、仕事のこと、プライベートのこと、何でも大丈夫です。最初はゆっくりでいいので、10分くらい喋り続けられるとベストです。

個人的におすすめなのは、散歩しながら話すことです。なぜかは分かりませんが、あまり考えずに話せるようになる気がします。よく英語の面接の前には、特に意味もなく、家の周りを独り言をつぶやきながら歩き回ったこともあります。そうすると、意外と面接の時にも詰まらずに喋ることができました。

それを繰り返していくと、英語で考えるということも癖づいてきます。

最後に滑舌

最後にと敢えて書いているのは、英語で考えられて文章がすらすら作れても、速く話そうと努力していくと、滑舌の問題に行きつきます

ここで解決しないといけないのは、英語を話すときにどうしても詰まってしまう発音がないかどうかの確認です。

ここは人によると思うのですが、有名なのだと「RとL」があるかと思います。日本語のラ行ではいずれも区別しないので、発音が難しいです。

べたに正しい発音を練習するというのが正攻法です。私は、「th」の発音に苦しんだので、ひたすら、thを練習したこともあります。その際は、thが沢山出てくる例文「I thought that this theater was bulid thirty three thousand years ago.」(意味はないですが)を繰り返し練習していました。

もう諦めるというのも、手段の一つです。諦めるというのは、英語としての発音を頑張らず、日本語的に発音するというものです。例えば、上記のRとLの話ですと、Responsibilityという単語で、RとLを区別するのではなく、ラ行の音として発音するということです。

こうすることで、綺麗に発音しようという手間がなくなりますので、話す速度は上がります。


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