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林真理子『みんなの秘密』(毎日読書メモ(425))

林真理子『みんなの秘密』(講談社文庫)の読書メモ。そんなに全作品読むほどフォローはしていないが、飛び飛びに結構読んでいる筈なのの、これまでに林真理子の本の感想をあげたことがなかったようだ。
日本大学の理事長になられて、さぞやお忙しいことと思うが、今でも「週刊文春」のエッセイは連載を続けられており、体力のある方なんだろうな、と感嘆する。
新聞の投書欄に、日本大学カザルスホールの復活を願う投稿が掲載されたら、その3日後に林さん自身が復活構想と、皆さんからのサポートを期待したいと、同じ新聞に投稿を寄せていたのも印象的だった。カザルスホール、是非とも復活しますように。

話がずれた、『みんなの秘密』の感想。
吉川英治文学賞受賞作。何かの新聞記事をきっかけに読んでみることにした。安っぽい不倫を、唯一無二のものとして信じてしまう人たちの話かと思ったが、性愛の色々な要素が、前作の脇役をメインストーリーとしてつながっていく連作短編(最後の作品に最初の主人公出てくるかと思ったが、それはなかった、世の中は輪ではないようだ)。嫌悪感もなくもないが、わかる部分もあるような。(2016年12月の読書メモ)

#読書 #読書感想文 #林真理子 #みんなの秘密 #講談社文庫 #吉川英治賞 #日本大学 #カザルスホール

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