見出し画像

米澤穂信『ボトルネック』(毎日読書メモ(415))

米澤穂信『ボトルネック』(新潮文庫)の読書メモ。

予想以上に切ない物語。パラレルワールドで出会った、大好きな女の子は、その世界に存在しない自分のことは知りもしない。そして、元いた世界での自分の負の性質が、自分の世界を負のスパイラルに入れているかのように、パラレルワールドを体験したことで感じてしまう。なんて哀しい、なんて切ない。 この小説のテーマは物事の明るい面を見て、強く生きるようにすれば世界は変わる、なんだろうか? あまりに読み終わって哀しかったんだけれど...。 金沢小説として読むべき面もあり。(2011年3月の読書メモより)

#読書 #読書感想文 #米澤穂信 #ボトルネック #パラレルワールド #金沢

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?