毎日読書メモ(50)『職業としての小説家』(村上春樹)
村上主義者なのでもちろん単行本の時に読んだ村上春樹『職業としての小説家』(スイッチ・パブリッシング、現在は新潮文庫)、自分の中の村上春樹史をたどるような読書。
しかし結局神宮球場には行ってないな、今後の課題だ。
何しろ人生の半分以上、ぴとーっと村上春樹にくっついて生きてきたので、改めて、1冊の本として、どのような気持ちで書いてきたかとか、自分の生きていく上での筋とか、まとめて書いてあっても、既視感は結構あるかな。ただ、この人の生き方、そしてその結果として書き残されたものが、自分にとって、類いまれなものであることをあらためて実感させられる、そういう1冊であったことは確か。神宮球場の外野に行って、ビール飲みながら野球見なくちゃ。(2015年9月)
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