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テクノロジー本部で活躍する女性の働き方 |Women Tech Members【PdM 下村さん】

本記事は「Women Tech Members Interview」というインタビュー形式の記事です。enechain の テクノロジー本部で働く、女性メンバーの活躍を紹介したいと思います。

第1回目は、プロダクトマネージャーを務める、下村さんに話を伺います。インタビュアーは、シニアエンジニアの田中友彩(たなか ゆい)が務めます。


プロフィール

下村理恵(しもむら りえ) / プロダクト企画部 プロダクトマネジメントデスク プロダクトマネジャー
雑誌の編集者やウェブ制作会社、大手IT企業のウェブディレクターを経て、PdMとして2023年enechainに入社。学生時代はタンザニアでフィールドワークをしたり、卒業後は東京、大阪、シンガポールと拠点を転々とするデラシネ生活を送る。おかっぱさんという名前で、フリーペーパーでコミックエッセイを描いていたことから、社内愛称はおかっぱ。

Q.これまでの経歴を教えて頂けますか?

下村:新卒では紙業界で、雑誌の編集をして、その後、WebディレクターとしてWeb業界に転職しました。前職では、ポイントビジネスのプロダクトでビジネスチーム内のUI/UX担当としてプロダクト改善をしていました。

Q.enechainに入社した理由を教えて頂けますか?

下村:前職ではTechチームが海外の拠点にいたこともあり、コミュニケーションに時間がかかったり、思うようなスピードで実装が進まなかったりして、Techチーム内で仕事をしてみたいという気持ちが強くなっていき、次のキャリアを考えていたんです。そんな時にenechainと出会いました。
3つの軸で実現させたいことがあって、そこにマッチしたというのが大きいです。
1つ目は、Techチームのプロダクトマネージャー(PdM)として、プロダクトと真剣に向き合う仕事に挑戦してみたかった、実はPdMとして働くのは初めてです。2つ目は、BtoBの分野でインフラのような、日常の生活になくてはならないプロダクトに携わってみたかった、年齢的にも新しい業界へのチャレンジは最後のチャンスかなと思っていました。最後に、子供が生まれたこともあり、働き方を選べる環境で仕事をしたいと考えてました。近年は働き方の選択肢が増えたので、選択肢を自分で持ちたかったんです。
enechainは、フルフレックスで、働く場所や出社を自由に自分で選べます。またエネルギー業界を変革するかもしれないプロダクトに携われるというワクワク感があり、自分の軸にぴったり合うと感じました。

Q.入社後に感じた文化など、印象に残ってることを教えて頂けますか?

下村:言語化が上手く、ロジカルな思考をする人たちが多いことが印象的でした。これは理解がちょっとぼんやりしているなと思いながら話すと、細かい指摘が入ります。
PdMという職種柄かもしれませんが、メンバーとのコミュニケーション頻度が高く、一人で悶々と悩むことはないです。入社前に人事から聞いていましたが、建設的な意見が歓迎されるカルチャーなので、どの人でも喜んで壁打ちさせてくれる環境です。自分のスタンスを持って、しっかり意見を言う人が多いなと感じています。入社した頃は電力業界の知識も浅く、ビジネスチームの要件も理解できないし、エンジニアからも細かい指摘が入るため、頭を常にフル回転させる日々でした。
今思うと当たり前のことですが、話したい内容を書き出した方が良いと言われたことをきっかけに、MTG前には自分の言葉で説明できるように論点を理解し、課題や要点を整理し、ある程度の緊張感を持って、MTGに臨むようになりました。この半年間で、すごく思考が深まりました。

Q.電力業界の知識のキャッチアップはどのようにしましたか?

下村:社内に本やコンテンツが用意されているし、社内で勉強会も開催されているので、いろいろ参加しました。もっとも知識力が上がったなと感じたのは、ドメイン知識を豊富に持っている同僚と仕事をしたり、会話を繰り返した時です。同じPdMの職種でも、メンバーによって得意分野や仕事の進め方が違うので、複数の他PdMメンバーと組ませてもらえたのはラッキーでした。分からないことや知らないことに対して、丁寧なコミュニケーションをとってくれる人が多いのは恵まれた環境だと感じています。

田中:自然とコミュニケーションが増える雰囲気を作れる環境はありがたいですよね。

Q.部活などもあると思いますが、仕事外では何か印象深いことはありますか?

下村:合宿やオフサイト、バーベキューや寿司会、飲み会、部活など、仕事外のイベントが多い印象です。各イベントの強制感もなく、自由に参加できる、また合宿やオフサイトでは、参加者同士がコミュニケーションを取りやすくなるように企画メンバーによる配慮がされており、毎回、とても楽しめています。
部活動では、私はフラワーアレンジメント部と、金夜美術部に入っています。チームを超えた様々なメンバーが集まるオープンな形なので、共通点の少ない人とも話す機会ができて有意義な時間を過ごせています。

Q.お子さんもいると思いますが、一日の働き方、ライフワークバランスについて教えて頂けますか?

下村:フルフレックスですが、私自身は8時から19時ごろの間で働くようにしています。保育参観など子供のイベントがあるときは、その時間だけ保育園に行き、戻ってきてから仕事を再開したり、普段も18時に子供の保育園の迎えに行って戻ってきたら、また再開したりと、予定に合わせて時間を自由に使っています。些細なことですけど、お昼休憩の時間に洗濯物を片付けたり、夕方に炊飯ジャーのスイッチを押すとか、そういった隙間時間もちょっとしたことが出来るので、以前よりも夜の過ごし方が楽になりました。朝と夜は子供を中心に家族と過ごし、保育園のイベントにも積極的に参加できるようになり、今の働き方は助かっています。

Q.仕事をする上で、意識してることや大切にしている価値観などはありますか?

下村:価値観とは少し違うかもしれないですが、機嫌良く仕事をすることと、どんな仕事でもやり切る責任感でしょうか。仕事はチームで動くものだと思っているのと、PdMは他メンバーとコミュニケーションをとる頻度が高いので、話しかけられやすい存在でいたいなと。とりあえず私は安定的に機嫌良くいたいなと思っています、できているかは分からないですが。もうひとつは、当たり前のことかもしれないですが、どんな小さな仕事でも任された仕事は責任を持ってやり切ることを心がけています。

田中:「下村さんは必要なことはなんでも拾って形にする力がある」という話を聞いたのですが、何か意識していることはありますか?

下村:細かいことや違和感をスルーせず疑問を持った時点で、言葉にして発信するように意識しています。そこで要不要が議論されて、結果的に物事が早く決まるように気にかけています。また、内容がどんなことでも、めんどくさがらず向き合うようにしています。
コツコツと何かを積み上げて行ったり、小さい仕事だとしても、その中で気付いた新しい発見があったりすると、やってて良かったって思いますね。

Q.最後に、今後、新たに挑戦したいことはありますか?

下村:挑戦したいこととは少し異なるかもしれませんが、今、担当しているプロダクトはまだリリース前で、立ち上げフェーズです。リリース後にお客様からどんな反応があるのか、オペレーションチームの動きがどう変わるのか、運用フェーズに入ると自分が活躍できる幅が広がると思っているので、楽しみです。スタートアップということもあり、いろいろな環境が非常に流動的です。私自身はその変化を不確定要素と受け止めずに、柔軟に適応していきたい。その流れの中で自分の強みを見つけて、自分にしか出来ないようなポジションを作れたらいいなと思っています。

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