エンドー 内視鏡クリニックNS

総合病院で10年間、内視鏡技師として内視鏡室で勤務。現在は内視鏡クリニックで働いていま…

エンドー 内視鏡クリニックNS

総合病院で10年間、内視鏡技師として内視鏡室で勤務。現在は内視鏡クリニックで働いています。 効率のいい業務作り、患者満足度の高い内視鏡看護を目指しています。

最近の記事

内視鏡クリニックNSのための 日本消化器内視鏡技師試験 〜CBT方式〜

もうすぐ、日本消化器内視鏡技師試験ですね! 以前の記事「受験申請解説」の中でも書いていますが、今回は、CBT方式の受験の雰囲気についてのおさらいです。 技師試験の受験方法は、マークシートではなく、CBT方式で行われます。 私は10年前に技師試験を受験したため、CBT方式ではありませんでしたが、 英検でCBT方式を経験したことがあるので、雰囲気はお伝えできると思います。 CBT方式のメリットは、自宅近くのCBTテストセンターで受講できるので、わざわざ、以前のように東京ビ

    • 内視鏡クリニックNSのための 日本消化器内視鏡技師試験対策〜ERCP〜

      今回の記事は、ERCP、超音波内視鏡(EUS)です。 ESDと同様、クリニックでは馴染みがないですが、内視鏡技師試験では、出題頻度の高い分野です。 実際に検査介助についていないと、イメージもつきにくいですが、過去問でよく問われる内容を集めたので、皆さんの学習の参考にしてください。 みなさんが、内視鏡技師として、ご活躍されるのを楽しみにしています! なお、このスライドは、過去問題集の傾向から私個人が考える試験対策であり、日本消化器内視鏡技師会が推奨するものではありません

      • 内視鏡クリニックNSのための 日本消化器内視鏡技師試験対策 〜薬剤〜

        日本消化器内視鏡技師試験まで、あと少し!! 皆さんの勉強の参考になればと思い、今回は薬剤のスライドを作成しました。 試験対策としても、普段の業務にも役立つ内容だと思います。 なお、この記事は、私が過去問から、試験対策として有効だと思われる内容のスライドなので、日本消化器内視鏡技師会が推奨するものではありません。 この記事が、皆さんのお役に立てば嬉しいです。

        • 内視鏡クリニックNSのための 日本消化器内視鏡技師試験対策〜ESD/EMR〜

          今回の記事は、ESD・EMRです。 クリニック勤務だと、ESDや通電するEMRの介助につく機会がなく、内視鏡関連の書籍だけで勉強しなければいけないのが現状です。 このスライドは、出題傾向から、これは覚えておくといい内容を凝縮していますので、ご参照ください。 この記事が、内視鏡技師試験を受験される皆さんの参考になれば嬉しいです。 なお、このスライドは、私が過去問題の傾向から必要だと思う内容なので、日本消化器内視鏡技師会が推奨するものではありません。

        内視鏡クリニックNSのための 日本消化器内視鏡技師試験 〜CBT方式〜

          内視鏡クリニックNSのための日本消化器内視鏡技師試験対策〜高周波装置解説編〜

          今回は、日本消化器内視鏡技師試験に役立つ、高周波装置スライドの解説編です。 前回の高周波装置のスライドに解説をつけた内容なので、スライド自体は同じものです。 スライドには、書ききれなかった内容も入れてあるので、高周波装置が苦手な方は、御一読ください。 過去問を見てみると、高周波装置の問題は、毎年100問中2問程度は、出題されています。 技師試験は、5問中3つの選択の組み合わせで答える問題や、「正しいものを2つ選べ」という消去法で解答できる問題も多いので、高周波装置の覚

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          内視鏡クリニックNSのための日本消化器内視鏡技師試験対策〜高周波装置〜

          今回は、日本消化器内視鏡技師試験に役立つ、高周波装置のスライドです。 高周波装置は、クリニックでは、あまり馴染みがないかもしれません。 通電ポリペクトミーで使用するにとどまることが多いため、その設定や、機序を聞かれると、よくわからない。。。敷居が高い!と思われるのではないでしょうか。 実は、私も、苦手分野でした。 でも、技師試験で問われることは、基礎的なことと、実践的なことなので、整理して勉強すれば、そんなに複雑ではないと思います。 最低限、これを覚えると良い内容を凝

          内視鏡クリニックNSのための日本消化器内視鏡技師試験対策〜高周波装置〜

          大腸カメラについて詳しく説明します

          今回の記事は、大腸カメラについての記事です。 大腸カメラは、検査前日の食事制限、緩下剤の内服。検査当日に1000〜2000mlの検査用の下剤の内服を行うため、「しんどい」イメージが強い検査です。 しかし、近年は、大腸癌が増えてきています。大腸癌のリスクは40歳から高くなってくるため、一度検査を受けておくと安心です。 1)検査前日の準備大腸カメラを受ける日程が決まったら、検査説明を受けます。 クリニックによって多少異なるかもしませんが、多くの場合は、 前日の昼食からうどん

          大腸カメラについて詳しく説明します

          胃カメラってこんな感じ

          内視鏡クリニックの看護師・内視鏡技師です。 今回は、胃カメラの受け方について解説します。 胃カメラを初めて受ける方 昔、胃カメラをしたけど、しんどかった記憶がある方 に読んでいただきたい内容です。 クリニックで働くスタッフの方も、患者さんへの説明の参考にしていただければ嬉しいです。 胃カメラを受ける時って、 ・どんな準備が必要? ・検査は、どんな感じ? ・胃カメラの麻酔ってどうゆう感じ? という疑問にお答えします。 胃カメラって受けたことがない方は、イメージが湧きにく

          内視鏡クリニックNSのための 日本消化器内視鏡技師認定試験の受験申請解説

          2024年3月3日に実施される日本消化器内視鏡技師認定試験の受験申請について解説します。 省略している部分もあるので、詳しくは、日本消化器内視鏡学会のホームページ「消化器内視鏡技師認定試験実施のご案内」を確認してください。 申請書類も、そこからダウンロードできます。(配信期間2023年8月28 日から2023年10月1日) 1)受験資格日本消化器内視鏡技師になるには、認定試験試験に合格することが必要です。 受験資格として、 1.看護師(助産師・保健師含む)、准看護師

          内視鏡クリニックNSのための 日本消化器内視鏡技師認定試験の受験申請解説

          内視鏡クリニックNSのための クリニックの内視鏡検査に必要なセデーションの基礎知識〜解説編〜

          今回は、内視鏡鎮静のスライドの解説文になります。 近年では、内視鏡検査に鎮静剤を使用することがスタンダードになっています。 特に、クリニックでは、検査の精度を高める以外に、患者満足度を向上させるためには、必須になっています。 安全で、患者満足度の高い検査を提供するために、正しい鎮静剤の知識は必須です。 薬剤の基礎知識、緊急対応も含めた記事になっていますので、ぜひ、ご参照ください。 妥当な鎮静レベルは、「問いかけ、または触覚刺激に対して意図して反応でき、呼吸循環機能と

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          内視鏡クリニックNSのための 記録用紙の活用方法〜解説編〜

          今回は、記録用紙の活用方法の解説文になります 記録用紙を上手く活用することで、得られるメリットは大きいですが、その時の検査で書いて終わりになっている施設も多いのではないでしょうか。 記録を活用することで、医師の診療業務の手助けをし、患者さんからの信頼を得ることができます。 記録の内容、方法をスタッフ間で統一することで、内視鏡経験年数に関係なく、安全な検査を提供できる仕組みを作ることも可能です。 看護記録は、眠らせないで十分に活用しましょう! 内視鏡看護記録実践ガイド

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          内視鏡クリニックNSのための クリニックの内視鏡検査に必要なセデーションの基礎知識

          こんにちは、エンドーです 今回は、セデーションについてのスライドを作成しました。 セデーションは、クリニックの内視鏡検査では、検査の精度の向上と、患者さんの検査の満足度を上げるために必要です。 でも、検査中に酸素飽和度や血圧が急に下がったり・・・ヒヤッとする場面は、内視鏡看護師なら、一度は経験があるはずです。 患者さんの異常にいち早く気づけるのは、スコープを握っている医師ではなく、介助についている看護師です。 安全な検査の提供をするために、私たち看護師が、セデーション

          内視鏡クリニックNSのための クリニックの内視鏡検査に必要なセデーションの基礎知識

          内視鏡クリニックで働くNSのための下部内視鏡検査介助の基本〜解説付きスライド編〜

          こんにちは、エンドーです。 今回の記事は、以前の下部内視鏡介助の基本のスライドの解説になります。 前回のスライドに解説をつけたことと、スライドの枚数も増やしています。 下部内視鏡検査介助は、検査説明から始り、前処置、検査中・ポリペクトミー、治療後の生活上の説明にいたるまで、多くの過程があります。 また、クリニックによっても、説明や内服の方法、腸管洗浄液が違ったりするので、これが正しいと言えない現状もあります。 安全で、患者満足度の高い内視鏡検査を提供できるよう、それぞれ

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          内視鏡クリニックNSのための記録用紙の活用方法

          今回は、内視鏡検査記録用紙の活用方法についてです。 私は、内視鏡技師資格を取得して、10年間、内視鏡業務に従事しています。 その経験から、安全で、楽な検査を受けてもらえる工夫が、看護記録でできるのではないかと思って、今の方法を実践しています。 みなさんの業務の参考になれば、嬉しいです。

          内視鏡クリニックNSのための記録用紙の活用方法

          内視鏡クリニックNSのための上部内視鏡検査介助の基本〜解説付きスライド編〜

          こんにちは、エンドーです。 今回の記事は、前回の「上部内視鏡検査介助の基本」をテキストで解説した内容になっています。スライド自体は変えていませんが、 書ききれなかった内容や、経験も含めての解説になるので、日常の検査介助に役立つ内容になっています。 ただ、今回は、かなりの時間を要したので有料版にさせてもらっています *既往歴の確認 ブスコパンまたはセスデン投与時の禁忌疾患として上記の疾患があります。 心疾患:頻脈になり、不整脈を悪化させる恐れ ・ブスコパン投与直後に、モニ

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          内視鏡クリニックで働くNSのための下部内視鏡介助の基本

          こんにちは、内視鏡クリニックで働く、看護師・内視鏡技師のエンドーです。 前回の「上部内視鏡介助の基本」に引き続き、今回は下部内視鏡介助の基本をスライドにまとめました。 下部内視鏡は、検査説明・前処置から始まり、検査中も苦痛を伴うため、医師だけでなく、看護師の役割も重要であると思っています。 クリニックで検査を受けられた患者さんに「ここで受けてよかった」と言ってもらえるように検査をサポートしていくには、基本的な知識は必須です。 この記事が、皆さんのお役に立てば、嬉しいで

          内視鏡クリニックで働くNSのための下部内視鏡介助の基本