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クリエイターはコンシュームがお上手

生活のたのしみ展、行きました。(きのう)
消費の8割は女性が、ってよく言われるように、遊びにきているお客さんは確かに他のイベント同様、女性が多かったです。でも立地的なものなのか、家族づれもけっこういたような気がするし、他のイベントに比べて男性も主体的に楽しんでいるような雰囲気を感じました。

私は消費者でいることにわりと危機感を覚えるというか、完成されたものを提供されてそれを楽しんでいると「これじゃダメだ…!」みたいに焦ったりしてしまうのですが、そもそもインプットがないとアウトプットもできないんだから、時には頭を空っぽにして受け身で世界を楽しむのもいいのかな、なんてちょっと思えるここ最近。

友人が

情強とかいっても本当にクソむなしいだけで終わるわ 結局消費者じゃん 消費行為の中でも飯を食うことはまだマシだけど芸術とかエンタメみたいに生存に必須ではないものを消費していくのはしんどい 特に情報の消費者に成り下がるのは醜悪だと思う 俺が生産したものって児童文化研究会の人形劇くらいだわ
ってかその延長線上的な感覚で恋愛とかセックスとか人生の幸せ的なものすらも消費していったら、消費物には必ず生産者の意向やマーケティングが組み込まれているので、それに従って時間やチャンスを消費していって、自分の人生さえ他人の思惑通りに(しかも無自覚に)自由を得られず生きて死んで終わる

ってTwitterに書いてて、いやなんかそれは本当にめっちゃそうだよねって思う。
でも私は聖人じゃないし天才でもないから時には偏差値2くらいになって表参道とかの安心感のある街で何も考えずチョコレートドリンク飲んだりしないと死ぬし、デフォルトモードネットワークは大切だからそういう脳を冷却させる手段みたいなものも主体的に取り入れられたらいいのかな、とか。
人によって比率はいろいろだろうけど、消費したぶんだけ創造できるとしたら、素敵なものをクリエイトする人たちはコンシュームも上手なんだろうし、私も消費したり、考えや物事を人生に取り入れたり、っていうのをもっと主体的にしたいなあ、なんてことをぼーっと考えながらバルミューダのチーズ&チップスを食べました。

他の友人も
http://blog.livedoor.jp/hk200/archives/49822923.html


こういうことを言って凧揚げしてるし、私もときどきひとりでシャボン玉をしたりしています。
シャボン玉は細く長く息をはかないと綺麗に飛んでいってくれないので、気持ちを落ち着かせるのに良いのです。
でも凧揚げもシャボン玉も既成の遊びだし、結局これもコンシュームでは?まあ真のクリエイトなんてこの世にない気もします。
そこに独自性を見出だせればそれでいいのでしょうか。焚き火したいな。

生活のたのしみ展について、でしたね。
めっちゃついてくる椅子(ウォーターベッドみたい)、梅干し草履のみっつが私の中でヒットでした。
他にもニットとかとか、「いいな〜手の込んだものはやっぱり正義だよね〜〜」なんて思う商品ばかりありました。ホットドッグ食べたかったしお染め体験もしたかったし似顔絵も描いてもらってアイコンにしたかった……。
こういう日々のやり残しによって生かされているといっても過言ではないので、それはそれで良し、です。

そして!yokoさんにお会いしました!
想像してたよりさらに、めっちゃ好き!なタイプの方で楽しくなっちゃいました。
帰国子女ということで、勝手に黒髪ロング前髪なし強めガール、みたいな出で立ちをイメージしていたら真逆で拍子抜けというか、構えてしまっていた私、おばかかよって感じでした笑
黒髪ロング前髪なしは私ですね。
よく考えたら私のお友達の帰国子女はみんな、染めててそんなに長くなくて前髪あるし、黒髪ロング前髪なし強めガールはどちらかというと大学とかで留学経験のある子とかに多い気がするし「海外=そういうビジュアル」と私は勝手に般化してしまっていたのかもしれません。
旅の前に髪をバッサリ切ろう、ドネーションしよう、と思ってたけど31㎝切っちゃうとジュリエッタマシーナくらいになっちゃうし、いやむしろほんとうはそれくらいにしたいんだけど流石に勇気が出ない……なんて、長さをどうするか決めかねてたけど、yokoさんくらいにしようと思います!

旦那さんもすらっとして思い遣りのある、素敵な方……!いいなあ、、お二人とも前世でどんな徳を詰んだの……いや努力とか経験とかで掴んだんでしょうけど…おふたりともきちんと考えて生きてる感じがして落ち着いてらして、私にはないものばかりちゃんと持ってる、、、娘さんもかわいいんだろうなあ、、
なんて書いてたらこんな記事にしてもらえてた。。ひええええ!ありがとうございます……。

ああ、でも羨んでばかりいても仕方ないから、私は私を私らしく生きるために、exclusiveなままでstruggleするのです。
どうがんばっても私の思うマジョリティにはなれないから、だったらその世界のマジョリティになるより、その世界ではマイノリティだけどここではマジョリティ!って思えるようなそんな世界を見つけて飛び込むしかなさそうです。
いやマイノリティでもいいんだけど、ずっとそうだとそれはやっぱり心の安寧が……こんな思考な時点でもうマジョリティか。
印税で暮らす世界のマジョリティになりたいな!!!

最近は決めることが多すぎてつらいです、旅はぜんぜん自由じゃない。人生は決断の連続すぎて脳が死にそう。
でも昨日は語学学校に連絡して保険申し込んでフリマアプリでバックパック買って北京の宿と大阪の宿を予約しました。
めっちゃがんばってるのでは?!

おしまい

お読みくださりありがとうございます。とても嬉しいです。 いただいたサポートがじゅうぶん貯まったら日本に帰りたいです。