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最後は子どもに任せる #252

 ここ数日、「子どもに任せる」を最大限にしている。3学期になり、子どもたちは最強になっている。

3学期の子どもたち #228|エンチャント先生@小学校<毎日更新> (note.com)

任せても大丈夫と思えるからだ。

1.席替え

今日の朝、子どもが話しかけてきてくれました。

子「先生、最後の席替えは自由がいいです!」
エ「ほー、自由ってどういうこと?どこまで自由?」
子「どこまでって?」
エ「形は決めて、どこに座ってもいいってこと?それとも、机をどこに、どのようにおいてもいいってこと?」
子「え!」
エ「先生はみんなが話を聞けるのであれば、なんでもいいだよね。〇〇さん、みんなに提案してみて。」

 その子は、朝学習の時間に、クラスに提案しました。そして、全員納得で決まったのは、

「机をどこにどのようにおいてもいいけど、話を聞くときはしっかり聞く」

でした。大人も自分で座る席は自分で決めたいですよね。

2.係活動のイベントタイム

 お勉強も終了し、返すものも返したので、子どもに時間をどどーんと渡しました。6時間分です。どう使ってもいいよ、としたら、「お祝い係」がイベントをしたいということになり、楽しいイベントをたくさんしてくれています。
 色んな種類の遊びを考えて、みんなが楽しめるように企画・運営してくれました。私が知らないゲームもありました。今はYOUTUBEなどで、子どもの方が楽しい遊びを知っていますね!PCを駆使して、その場で工夫しながら、活動をしていきます。もちろん、子ども企画なので、ルールが甘いところがあるので、「はい!ここはどうするんですか?」と質問したら、「それはこうしたらどうでしょう!」とどんどん解決します。しかも、PCを駆使して、全体を共有をしていく3年生!もうね、誇り!

「先生も一緒に楽しんでください!」

と、私は、運営させてもらえず、参加者としてチームに入っていました。グループ分けもうまくされていました。そして、私も全力で楽しみました。

 童心に返り、楽しんでいると、

「このゲームはここで終わりです!次のイベントの準備をするので、先生は、廊下で待っていてください!」

 サプライズイベントも企画していました。3年生だとだいたい気付くのですが、気づきませんでした!『「楽しい」は自分で作ること』を1年間教えてきたので、なんだかそれが達成されていて嬉しかったです。手紙や黒板のかざりつけなど、周到に準備されていました。



 来年度は、4月からもっと計画的に子どもに主導権を渡していけば、もっと子どもたちがもともともっている力を引き出せると思いました。

 以上、エンチャントでした。


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