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3学期の子どもたち #228

3学期の子どもたち

  学びを積み重ねてきた3学期の子どもたちは、「1言えば10分かる状態」ですよね。授業では、私の役割は、サポートが中心です。(教えるところはしっかり教えますが、)一斉授業ではなく、「自分学び」です。当番活動はなくしました。分担しなくても、自ら進んでクラスのために動きます。係活動も活発で、イベント発生が教師なしで起こります。

責任の移行 

 前の私は、規律を大事に、管理的な指導(教師の責任100%)をしてきました。しかし、それではいけないと思い、今年度は、子どもに責任を移行する指導(教師の責任→子どもの責任)をしてきました。
 教師が管理していると、3学期になってもずっと管理しなくていけないため大変です。そして、教師が管理しているクラスは、教師がいなくなったら、機能しなくなります。
 一方、子どもたちが自分のクラスに責任をもち始めると、教師のやることが減っていきます。アドバイスやサポート中心になります。
 管理VS放任ではなく、少しずつ責任を渡していくというイメージだと思います。

責任という言葉

 「責任」という言葉を使うと、「責任を押し付ける」「自己責任」「無責任」のようなネガティブな意味で捉えてしまう人もいるかもしれませんが、他人事じゃなく自分事にするという意味です。主体的にするという意味です。

芽を出すのは偶然じゃない

 以前は、種まきしていたことが偶然芽が出るイメージでしたが、それを1学期から意図的、計画的に行っていくことに少し成功したように思います。「学び方」や学校生活を楽しくする方法を1学期に重点的に教える。来年度は、もっとできそうな気がしています!

 以上、エンチャントでした。

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