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お天気の良い土曜日

 午前中は事務所へ。
帰宅すると、家には誰もいない、しーんとして気持ち悪いくらい。

手を洗って、うがいをして、2階に上がって自分の部屋で着替えをして。

いつも賑やかな家が静かというのは、何かが足りないような感じがして。自分の部屋で自分の声が反響するようなおかしな感覚。

最近、お天気が良いせいか夕焼け空がきれいで、夕方になると空を見上げる癖がついてしまった。

自然の美しさには、敵わないと思う。

海や空は秒速で表情を変えるので、あっ、その色! あっ、その形! と思っても、カメラでも携えて待機していない限りは、あっ!と思った美しさが消えてしまっている。

カップ麺じゃなく、日清のカレーめしと冷蔵庫の野菜室にあったミニトマトと豆乳でランチを済ませる。1人だと、ナマケモノ。

弾くこと、読むこと、描くこと、綴ることが好きということにしているけれど、10年ほど前から作り始めたフォトブックを見てみると、私が一番好きなのは、食べることじゃないかなと気づいてしまった。

お昼に食べたカレーめし。かなり美味しかったです。

3年ほど前、ケークサレに凝っていまして、専門店まで、わざわざ行ってみたり、家でもずいぶんと色々な材料で作ったり。
本とケークサレ。
当時はスーツはほとんどタイトスカートでしたが、今年はロング流行りで、153センチの私はひきずりますから、
リモートワークで大助かりです。
今年は、ドレスもスーツも買いませんでした。
ロング流行り終わってほしい。

札幌市内の和菓子屋さんの桜餅。
白餡で、しばらくの間、1日おきくらいに、買ってきてもらっていました。

どこでも1人で歩く私ですが、焼き鳥屋さんと、ラーメン屋さんだけは、1人では入る勇気がなく。
今は、小綺麗で洒落たラーメン屋さんもありますが、このお店に職場の人と行ってみて、
あー、美味しい!と感動した記憶があります。

食べ物フォトブックになってますね。

このカレーは、先日、石狩方面へお墓参りに行った時に食べた、チキンカレー。スパイスが効いていて抜群に美味しかったのですが、

お店の名前、、、忘れてしまい、、口の中でホロホロととけるようなチキン、抜群でした。

日比谷公園内にある、松本楼。

ここは私というより父が好き、兄が好きなお店。

日本に兄がいるときは、ビルが丸の内なので、待ち合わせをお昼にすると、松本楼で。

私は素朴にハヤシライス。

先日読み終わったのですが、川端康成さんのページで、ひっかかった箇所があり、

お昼を食べてから再読。

明治、大正、昭和の時代の文学者は、今より、ずっとずっと大変だったのではと思います。

今の時代であれば、分散できたり、発言するにしても、SNSだけでも、沢山のプラットホームがありますから、自己表現方法は限られていなかった。世界が非常に近いですから。

貴重な命を遮断してしまう必要もなかったかもとも。

インターネットの普及は、良い面と悪い面が取り沙汰されますが、まるで、情報が見えない時代よりは良いのではと。

この写真の背景は、カフェなんです。
今はもうありませんが、森の中のカフェ。

ママさんと仲良しになって、1人になりたくなると行っていたお店ですが、ママさんは、お母様の介護のためにお店をたたんで故郷へ。

そういう潔さが好きです。
人間は、その人その人、しなければならないことがあるものですから。