ピアサポーターって?
しずく♡はりまピアサポバンク
鈴虫の鳴き声が心地いいですね。
暑さがおさまり、ほっとします。
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以前、
看護学科に通う大学生さんに
ピササポーターについてご説明しました。
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キリン:ピアサポーターっていうのは、
同じ関係性の仲間であって支え合う人達のことです。
例えば病気や障害を持ってる仲間だとか、
家族の仲間、職場の同僚、学校の仲間です。
だから今日一緒にお昼ご飯を食べたその方もピアになります。
親友や、それから先生方もそうです。
同じ職場の仲間、同じ学校の仲間ということでピアになります。
障害をもってるとかもってないとかの意味ではありません。
クジラ:ピアサポーターさんというのは、
実は私も医療福祉の専門職と言われる仕事をしているんですが、
そういう専門職ではなかなかこう気が行きにくい、
手が届きにくい、配慮が足らないような部分を
ピアサポーターさん達が上手に伝達してくれる力があります。
もう一つ、私達は病気や障害の体験を伴わないですよね。
皆さんもそうだと思います。
あくまでも知識とか技術で身につけているだけで、
経験としてとかじゃない。
ある患者さんが言うのは
「幻聴っていうのはこんなふうに聞こえる」
「こんなふうなメカニズムで聞こえてくる」
っていうのがわかってても、
幻聴が聞こえたら頭の中がどんなモードになるかわからない。
それはなった人しかわからないですね。
脳卒中になった人で、片麻痺になるとこんなふうに腕が動きにくくなるっていうことは僕らもわかる。
でも、人によって神経がどんなふうにドクドクするかいうことについては、
やっぱり片麻痺の腕を持ってる人にしかわからない世界です。
そういう、その人達にしかわからないような部分に、
同じ経験をしている仲間として、
行き届いた配慮ができるというのも、ピアサポーターさん達の優れたところの一ついうことになります。
で、もっと言えば
「自分達にとって何が良くて何が良くないのか」
っていうのを十分判断する力があったり、
体験者として知恵を共有し合うことができるっていうことも
ピアサポーターさん達の大きな力となっています。
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ことばにするのは難しい。
ひとに伝えるのはもっと難しい。
それをわかることが、小さな一歩だと感じます。
いつもありがとうございます。
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