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見ようとすれば、見えるもの。


今日は、星が見えない。
もったり重くぬるい空気、明日はやっぱり雨かぁ…。


昨日の夜、星を観察する、という次男に付き合って、庭に出て空を見上げた。

なんだか雲がもやっとしているね、と話ながらも、じっと目を凝らしていると、どんどん星が見えてくる。


うわぁ、すごい!すごいね!
結局いつもきっかけをもらって夢中になるのは、私のほう。
一等星以外の無数の星って、見ようとしないと見えないもの。

そうだよね、なんだって、見ようとしなければ見えてこないもの。うん、そう。


夏の大三角を探す、というのが目的で、星座盤を方角に合わせて空と見比べる。

ベガ、アルタイル、デネブ。
すぐに明るい星がつなぐ大きな三角形を見つけた。
ということは、三角形の中をただようこの雲のようなものが、もしかして天の川?

よく考えてみると、実は天の川をじっくり観察したこと、ないかも。
だって、七夕の日って、たいていいつも天気が悪いもの。


天の川、といえば七夕で、でももちろん七夕の日以外にも確かにそれは空に存在しているのだけど。
意識しないと、雲にしか見えない。


昨日は、流れ星もひとつ見た。
あまりにあっ!!と私が大きな声を出したから、次男はびっくりしていた。
ちょうど大三角の中の天の川に沿って流れたのです、すごい。

流れ星も、根気よく空を見上げていると、実は思いの外、見えるもの。


部屋に戻って、次男は久しぶりに分厚いジャポニカの百貨事典を広げて、天の川と流れ星が何ものかを調べて、付箋をつけていた。



今日は、よっぽど暑い日だったみたい。
昨日の痛いような日差しではなく、蒸し暑さ。

と言っても、私は朝7時前から空調の効いた室内にいるものだから、外から入ってくる人たちの反応から察するに…。


暑くても基本ホットコーヒーです、という方たちが、軒並み今日はアイスコーヒーで!となっていた。


あぁ、七夕の今日。
目下の願い事は明日あさって、暑くてもいい、雨が降りませんように…。
(兄弟それぞれサッカーの試合なので。雨天決行、ってサッカーの恐ろしいところ。)


だけど、天気予報を見る限り、叶いそうもない、な。



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