自分のことが知りたかったのに、「自分なんて、ない」ことに気づいてしまった。

今のわたしは
もう炎が燃え尽きてしまって
ただ水の中で浮いている感覚に近い。

水の中にいるからか
なかなか火がつけられなくて
そんな自分がもどかしい。

わたしは今まで内観することで
「本当の自分」を知りたくて
「自分軸」を取り戻したくて
「他人軸」な部分を一つずつ削ぎ落とした。

嫌なことが起きては
真っ赤に燃えている感情を出し切って
自分の中に押し殺してきたものを
吐き出しっていった。

ただただ、その繰り返しをしてきただけ。

わたしの人生は両親で構成されていて
「自分の人生を生きてこなかった」ことに
何回も何回も気づかされてきた。

その記録みたいなものをnoteに書いてきた。

本当のわたしはどこ？

自分とは何なのか？

わたしの価値観ってなんだろう？

自分のことを知りたい。

今まで無視してきた自分のことを
もっとわかってあげたい。

自分のこと愛してあげたい。

そんな気持ちだった。

とにかく、自己探究をしてきた。

本当の自分に還りたくて
いわゆる潜在意識のブロックを
外しまくってきた。

ただ純粋に「自分のことが知りたい」欲求を
1年以上ひたすら叶え続けてきたんだ😌

そこに在るお宝を見つけたくて💎

「本当の自分はどんな感じだろう？！」
ってわくわくしていたんだ。

でも、気づいてしまった。

辿り着いてしまったんだ。

「本当のわたしなんて、ない」

今まで他人や世間の価値観に
抑圧されて生きてきた。

自分に対して我慢や自己犠牲をしながら
その裏側に眠っている
怒り、妬み、嫉妬を隠して生きてきた。

わたしはその眠っている、蓋を開けたのだ。

その怒りや妬み、恨み、無価値観を
隠すために出ていた真っ赤な炎に
水をかけていったら
消えてなくなっていった。

最後、沈下して残るのは燃えかすだけ。

その燃えかすみたいなわたしも残っている。

今までの行動は他人の価値観から
行っているものであって
自分の価値観はなかった。

「自分なんて、なかった。」

「自分の価値観」はなかった。

「自分軸」はなかった。

ただ、わたしは自己愛が強いあまりに
「本当の自分」に執着していたことに気づいて
手放すことができた。

「こうあらねばならない」
に強い執着をしていたんだと思う。

常に「理想の自分」を
自分に対して持っていて
「こうじゃないといけない」という
自己愛が強かったんだ。

「自分なんて、ない」という
真理に辿り着いたときは
自分自身に振られてしまった気がした。

「君のことわかりたい！って思ってやってきたのに！！」

「ごめんね、わたしなんてないんだよ」

勝手に自分のことを追いかけて
自分のことに執着してきたから
「もう解放していいよ」って
言われた気がした。

だから、すごくスッキリした。

「本当の自分はどんな感じだろう？！」

その問いには、
「全てが自分である」という
自分なりの答えが出た。

理想の自分も自分。
理想じゃない自分も自分。
やりたいことしている自分も自分。
やりたくないことしている自分も自分。
楽しい自分も自分。
悲しい自分も自分。
苦しい自分と自分。
・・・

全ての自分が自分であって、
どんな自分も「本当の自分」なんだよね。

自分に正解なんてなくて、
「これ」も「これ」も「これ」も
ぜーーーーんぶ自分なの！！

「自分がない」ことを受け入れることは
「全ての自分を受け入れる」ことなんだ。

全ての自分を受け入れられると
もう抗う必要がなくなっていく。

もう自分の恐れに争わずに
ただ流れるままに進んでいけばいい。

少しずつ・・・
水の中に入って浮いている感覚に
変わってきている。

水の中に入って、気づいた。

わたしはもう、
今までのような真っ赤な炎はもう出せない。

あの真っ赤な炎は「他人」のエネルギーで
出していた炎だったんだ。

これからは青い炎を
「自分」のエネルギーで
出していくときが来るんだ。

赤い炎を出しているうちは
気がつかなくて…
ずっと誰かに何かに満たされたくて
真っ赤な炎を出してきた。

青い炎は、自分を満たしている炎。

自分でエネルギーを循環させて出る
静かな炎だと、なんとなく感じている。

まだ、わたしは自分の流れのまま
進むところにはいない。

それはこれから先の話だと思う。

だから、
自然の摂理を受け入れて
自分をコントロールせずに進むことを
していこうと思う。

今までは
愛がなくなる恐れや
お金を失う恐れから
たくさん行動してきた。

そうやって
自分をコントロールすることで
安心感を得てきた。

もう、それは終わり。

恐れを感じることがあっても
自然の流れに身を任せる。

自分をコントロールしない安心を得たい。

それは「自分なんて、ない」と
自らが体感しないとできない領域だろう。

自分がないからこそ、
自分自身も手放せるんだ。

なんだか、とても軽いような楽な気持ちなんだ。

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