市川円

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市川円

ライター・編集|産業カウンセラー|noteではライターチーム「かきあつめ」でお題に沿った文章を定期的に書いています

マガジン

  • 日刊 かきあつめ

    • 940本

    駆け出しのライターたちが、(ほぼ)毎日更新していく共同マガジン。 ※最近は「月水金」更新となっております。 今回のテーマは「#昔流行ったこれ知ってる?」です。

  • 現場で活かせるSEO

    WebライターやWeb編集者として培った、実践的なSEOライティング&SEOマーケティングについてまとめています。

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1歳子育てフリーランス兼業主夫のある1日

テーマに沿って、思い出せる限り今日やったことを書いてみよう。 ――― 6時過ぎ、リビングで起床。息子の夜泣き担当はリビングで寝るのが我が家のルールである。昨晩は夜泣きがひどく、いつもより布団から起き上がるのがしんどかった。 6時半、息子のおむつを替え、着替えさせてから、食事の準備をする。準備といっても、冷凍のごはんをレンチンして、レトルトの幼児食を取り分けて軽く温めるくらいだ。少し前まで手作りで頑張っていたが、ここ最近はもっぱらレトルト頼りである。楽だし栄養もしっかり摂

    • 「地方移住」ってどこから?

      地方移住。以前、YouTubeで関連の動画を見た覚えがある。あれはいつごろだったか。履歴を遡ってみたけれど、見つからない。乏しい記憶を頼りに検索してみると、見覚えのある動画を1つだけ見つけた。これだこれだ。 この動画は2021年5月に公開されたもの。少なくともこのころは地方移住に興味をもってあれこれ見ていたようである。 安い家賃。広い家。緑豊かで静かな環境。 都会では得難いものばかりで、魅かれる気持ちは変わらずある。でも今は、ここまで山奥に移り住みたいとは思わない。

      • 若者には「好きにやってごらん」とだけ言いたい

        若者へ伝えたいことは、「好きにやってごらん」である。それ以外に言いたいことも、言うべきと思うことも、ない。この言葉しか言えないが、しかしこの言葉だけは強く言いたい。 数年前から、本業の傍らメールカウンセリングを提供している。勉強しているころから薄々思ってはいたが、仕事でカウンセリングをするようになり、この言葉が必要な人が多いことを実感した。 好きにやってダメなら諦めもつくけれど、誰かに言われたとおりにやってダメだったときは、どうしても呪ってしまう。呪えば一時的に胸はすく。

        • 胸糞が悪くなりたいときにおすすめの漫画

          『グリマス』を読んだ。 「最近読んだ漫画」というテーマで文章を書くにあたって、真っ先に思い浮かんだのがこの作品だった。でも、書けなかった。いや、書きたくなかった。この作品について書くこと自体、なんだかはばかられた。この作品を取り上げることによって、誰かの気分を害すると思ったのだ。 だから、他の作品について書けないかと1か月ほど思案してみた。しかしどうにもうまくいかない。別の作品をテーマとして3つの文章を書いたが、どれも書き切るほど集中できなかった。 結局、最近読んだ漫画

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        記事

          対面だと見積もりが甘くなるのをやめたい

          先日、普段あまりやらないマーケティング関連の仕事を受注した。その作業にかかる工数の見積もりが甘く、ヒーヒー言っている。フリーランスになってから幾度となく訪れるこの瞬間を、やめられるものならやめたい。 これを書く今もその仕事は終わっていない。なかば現実逃避でこちらを先に書いている。皮肉なことに、こういうときは筆が走る走る。このテーマで書くネタを得られたことは幸いだが、やっぱりやめたい瞬間には変わりない。 ちなみに、見積もりが甘かったことで先方に迷惑をかけるわけではない(だか

          対面だと見積もりが甘くなるのをやめたい

          急な運動にご用心

          普段、運動らしい運動を一切しない。暖かい季節には保育園の送迎や買い物で歩いていたが、寒くなってからは車移動が当たり前になってしまって、いよいよ運動不足が深刻化している。 とはいえ、全く身体を動かしていないわけではない。毎週末、2歳になった息子を連れて近所の公園に行く。公園までの道は車通りが少ないのでそれなりに自由に歩かせるが、ついていく大人は油断できない。車や自転車を避けるため、とっさに抱っこすることもしばしば。しかし、それが運動になっているかというとそうでもない。身体より

          急な運動にご用心

          なにもかも「子」が中心の一年だった

          息子は、この12月で2歳になる。子どもを育てるまでは、1歳と2歳の違いすらよく分からなかった。けれど、いまならよく分かる。何が違うというか、何もかも違う。1歳までは「赤ちゃん」の趣きが強かったが、2歳に近づくにつれ、彼は確かに「人」になってきている。 まずは食べ物。1年前は、まだ流動性のある離乳食を卒業したばかりで、やわいものでないと食べられなかった。最近では、ちょっと焼きすぎて硬くなったトーストの耳なども、がんばって食べる。逆に、べちゃっとした食べ物はあまり好まない。味覚

          なにもかも「子」が中心の一年だった

          どうでもいい悩みをこねくり回すだけ

          ここ1か月ほど、息子について悩んでいることがある。1か月どころではないかもしれない。息子は今月で2歳になるが、彼が生まれて数か月経ったころにはその悩みは頭にあったから、1年以上は悩んでいることになる。 悩みは、長男に息子を見せに行くか否か、だ。半分以上、いや、9割くらい「どうでもいい」と思いつつ、どうも適当なところで割り切れないでいる。 兄には、息子が生まれる前から会っていない。兄の家は車で1時間ほどの距離だから、行こうと思えば行ける。しかし、息子はコロナ禍真っただ中に生

          どうでもいい悩みをこねくり回すだけ

          疲れを溜めるのも取るのもゲームで

          2023年8月25日、大変なことが起こった。 「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6 ファイアーズオブルビコン)」が発売されたのだ。 メカアクションゲーム「アーマード・コア」シリーズのナンバリング最新作。「ELDEN RING(エルデンリング)」で名実ともに世界一の企業となったフロム・ソフトウェア社が、ゲームメーカーに転身を遂げた黎明期を支えた作品とも言えるシリーズ。それに10年ぶりに動きがあったとあって、その発表はシリーズ

          疲れを溜めるのも取るのもゲームで

          主夫が冷蔵庫の中身をただ見せるだけ

          よそ様のうちの冷蔵庫をのぞき見る機会はなかなかないので、ワクワクする。しかし自分が書く番になると、途端に「こんなの読んで楽しいか?」と不安になってきた。 深く考えても仕方ないので、粛々と冷蔵庫の中身を見せていくことにしよう。 こちらは、9月30日土曜日の冷蔵庫。素材(?)の味を大切にするため、一切整理せずにのぞんだ。 我が家では、毎週土日のどちらかで1週間分の食材をまとめ買いすることが多い。そのため、土曜日の冷蔵庫はあまり物が入っていない。 このままだと説明しづらいの

          主夫が冷蔵庫の中身をただ見せるだけ

          子をかわいいと思う気持ちが錯覚だったとしても

          息子に教えられたことは、「子どもはかわいい」ということである。教えられたというより、思い知らされたと言うべきか。 息子が生まれるまで、「子ども好き」を公言する人が信じられなかった。そんな雑なことがあるか、と思っていた。「○○な子どもが好き」なら分かるが、「子ども全般が好き」だなんてあり得ないだろう、と。一口に子どもと言っても多種多様な個体がいるぞ、と。 でもいまは、正直わかる。わかってしまう。子どもはみなかわいいという意見に共感できる自分がいる。それくらい子どものかわいさ

          子をかわいいと思う気持ちが錯覚だったとしても

          カヌレを焼くのが楽しい。

          日ごろから料理はするが、レシピにこだわることは少ない。同じ料理を作っても、毎回味が変わる。家庭料理なんてそんなものだろう。それなりにおいしく食べられればいいのだ。 ただし、お菓子は別である。とりわけ焼き菓子は、分量を守らなければ料理としての体裁を保てなくなることも珍しくない。 以前、スポンジケーキを焼く際に、砂糖を甘味料(ラカント)に変えてみた。するとまったく膨らまず、どら焼きみたいにぺっちゃんこになってしまった。砂糖には泡を安定させる役割があり、足りないと泡が潰れてしま

          カヌレを焼くのが楽しい。

          卒制も課題もできなかったけど、「編集・ライター養成講座」を受講してよかったと思う理由

          今回は、宣伝会議が主催する「編集・ライター養成講座」に関するお話。名前の通り、編集者やライターを養成する講座である。詳細は、マガジン内の他メンバーの記事や公式ホームページをご覧いただきたい。 私は、これといって思い出らしい思い出がない。しいて言えば、「ちゃんとやれなかったなぁ」だ。思い出というより、反省。あまりにできなさすぎて、意図的に言語化することを避けていたほどだ。 でも今ならたぶん言語化できる気がする。というわけで今回は、「まじめに取り組めなかった理由」を掘り下げさ

          卒制も課題もできなかったけど、「編集・ライター養成講座」を受講してよかったと思う理由

          予定のない休日に、1歳の息子と公園へ

          ゆっくりめの起床7時過ぎに目を覚ます。今朝は息子がよく寝ていたようで、いつもより遅い起床だ。ふだんは早ければ5時、遅くとも6時ごろには起き出して「あー、うー」と空腹をうったえる。 まだ意味のある発語がなく、ひょっとして発達の遅れかしら、とちょっぴり気になり始めた息子は1歳7か月。(厚労省の資料によれば、1歳半までには9割の子供が何かしら単語を話すのだそう) 朝ごはんや食器の片付け、洗濯物などの家事を終えて、ひと段落着いたのが午前9時ごろ。 何をしようかとすこし迷う。

          予定のない休日に、1歳の息子と公園へ

          妻の鬱憤を「妄想ハワイ旅行」で晴らす

          私自身は旅行にあんまり興味がなく、妄想旅行と言われてもこれといって行きたい場所が思い浮かばない。「妄想旅行」という文化?自体、この企画で初めて知った。こういうときは、ネタ出しに強い妻に頼るに限る。 「どこか行きたいところある?」と聞いて、返ってきたリクエストがこれだ。 多少読みにくいところを手直ししたが、ほぼ原文のままである。こういうとき、これと言って思い浮かばない自分はつまらん人間だなと痛感するので、妻のようにあれこれポンポン出てくると本当に気持ちが良い。 しかし妄想

          妻の鬱憤を「妄想ハワイ旅行」で晴らす

          恋は支配するもの、愛は従属するもの。

          私にとって、「恋」は相手を支配するもので、「愛」は相手に従属するものである。 ……そこまで言い切るとなんだかおさまりが悪く、すぐにでも取り下げたくなるのですが、まあ一旦このまま進めます。なぜなら〆切が近いから。これを書くまでに、すでに2稿ほど没にしているのです。そろそろ決めないとまずい。ちなみに、ここ最近はずっと「だ・である調」で書いていたのに、今回は珍しく「です・ます調」になっているのも、迷走した結果です。(これなら書けるかな?という悪あがき。) さて、「恋」と「愛」の

          恋は支配するもの、愛は従属するもの。