国のレベルと「レベルを上げる条件」
前回『レベル6社会』の話の続きです。
今回は国のレベルの話です。
先日、レベルを書いた本を読む機会があって、「日本のレベルはどのあたりだろう」と記述を見ていたら、レベル6あたりでした。
これは世界の中では高い方かも知れません。
戦争状態の中東などでは、相当レベルが落ちていると想像できます。
アメリカも大統領選挙の分断でレベルが落ちていることでしょう。今度、本を読む機会があれば、アメリカのレベルも見てみたいと思います。
では、そんなレベルが落ちた国の「レベルを上げる条件」は何かと言えば、「性格タイプから来る欲求を満たす」ことになると思います。
この「欲求を満たすことによってレベルを上げる」という考え方は、リソ&ハドソンでは無く、個人のWEBサイトに出ていた考え方です(このサイトはそのうち紹介するつもりです)。
タイプ3国家アメリカなら、「我々は世界一素敵な国に住んでいる」「超大国」「民主主義万歳」「夢がかなう国」「アメリカンドリーム」それらを皆が信じることができて、世界からの「賞賛」を一身に浴びることができれば、タイプ3の欲求を十分に満たすことになり、レベルも上がり、他人により寛容になれるでしょう。
タイプ6国家日本なら、「安全・安心・安定」が保証され、「秩序」のある世界の中にいられれば、レベルが上がり、他人により寛容になれるでしょう。
少なくとも、今のストレスが無くなる分は、レベルが上がるはずです(もしくは、これ以上落ちないはずです)。
何だか書いていて、「オモチャを欲しくて泣く子どもに、我慢をさせずに、オモチャを買ってあげる」ようで、「ごまかし」な気もするのですが、自分の性格タイプから来る欲求を「手放す」なんてレベル1(もしくはレベル2)にでも行かなければ無理でしょうから、現実的な話として今回は「欲求を満たす」と書きました。
次回『日本のレベルが落ちている原因』に続きます。
参考
『【エニアグラム用語】レベルとは?』
文中「個人のWEBサイト」に関して、2017年1月12日『あえて読まないようにしているエニアグラムのサイトを紹介します』の中で紹介しています。
2019/05/04追記
ヘレンパーマーの本で、欲求を満たすことの大切さが書かれていたので、そういった考え方もあるようです。
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